【ルポ】クイジナートの新製品を体験してきたら! 「ピザーオーブン」で焼いたピザが美味しすぎたっ!これはマジで欲しいかもっ

今回のルポ記事は、コンエアージャパンのキッチン家電ブランドであるクイジナートの製品を体験すべく、コンエアージャパンの体験スペースに潜入してきた模様をお伝えしたいと思います。今回体験してきたのは、先日発売されたばかリの製品で「クイジナート ピザオーオーブン(CPZ-120SJ)」という製品です。庫内の最高温度を400℃に到達させることができる製品で、自宅に居ながら、本格的なピザをわずかな時間で焼き上げることができます。実際に、こちらの製品を使ってピザを焼いたら、どんなピザができあがったのか、ピザができるまでと、その仕上がり、そして、実食した感想をお伝えしたいと思います。またピザ以外にも調理したものがあるので、その様子も、お伝えいたします。それでは、本編をどうぞ!

目次

「クイジナート」というブランドについて

クイジナート社は、アメリカにて1973年1月に電気調理器である「フードプロセッサー」の開発に成功し販売を開始した企業。1978年6月に、日本の三栄コーポレーションとクイジナート社が業務提携をし、電気調理機器等を日本にて生産、世界に供給を開始してきた。2013年の7月には、アメリカのコンエアー社の子会社となり、コンエアージャパンと社名を変更し、現在にいたる。

今回体験した「ピザオーブン(CPZ-120S)」について

「ピザオーブン」は、家庭用でありながら、庫内の最高温度を400℃にまで到達させることができるのが特徴のモデルで、実際に3~6分程度で本格的なピザが自宅で手軽に食べることができる。高温で一気に焼き上げるため、生地や具材の水分を飛ばすことなく、生地の表面はカリッと、中はふっくらとした食感を実現させられるという。

本体の内側には、断熱材が配してあり、背面にはファンが搭載されているため適度にファンが回ることで、内部に熱がこもりすぎることを避けて、温度を維持することができるようになっている。

コンパクトな筐体ながら、奥行は480mmと
一般的な電子レンジより長くなっている
背面には、三つの排気口が設けられている

同梱するアクセサリー類も充実しており、直径30cmサイズのピザを焼くことがえきるピザストーンに、ピザを取り出す際に使用するピザピール、そしておもてなし料理に最適なオーブン調理用のグリルパンなどが標準装備となっている。

写真左からピザストーン、ピザピール、オーブン調理用グリルパン

一通り説明が終わったところで、次の章では、実際に使ってみた感想を、実食を交えながらお伝えしていきます。

実際に体験する

さて、ここからは実際に体験した感想をお伝えする。体験してきたのは、都内にあるコンエアージャパンの体験施設。施設自体は、ショールームとかではなく、実際の使用想定して、部屋のリビングで行われた。

体験する製品「ピザオーブン」を目の当たりにしてまず感じたことは、30cmサイズのピザを焼き上げるオーブンにしては、とてもコンパクトだということ。奥行きは一般的なオーブン機能付きの電子レンジと比べてしまうと、少し奥行き感を感じるものの、本体のサイドには、持ち運び用のフックが設置されているので、重さが11㎏と、しっかりとした作りになってはいるものの比較的にラクに持ち運びが可能となっている。ただ、11キロという重さなので、手軽に持ち運びができるか、と言われると、その辺りは、人それぞれといったところだろう。それでも、使用する場所を変えることができるのは、とても便利だと感じた。

正面から見ると、大きさを感じない
取っ手が設置されているので、比較的ラクに持ち運びができる

早速、使用してみる。ピザを作る作業はとしては、まずピザ生地を用意するところから始める。生地を一から作るとなると、こねたものを寝かせる必要があり、数日から1週間冷蔵庫で寝かせるらしい。ただし、生地の状態のものも販売されているらしく、そういったモノを使用することで、より手軽にピザ作りが行えそうだ。今回は、前もって用意してあった物を伸ばして広げて、そこにソースを塗り広げ、マスカロポーネを始め食材を並べていく。最後に、塩をパラパラと振りかけたら、製品に付属するピザピールにのせて、「ピザオーブン」に素早く送り込でいく。ちなみに、庫内は、30分の予熱をしてある状態だったので、そのままタイマーをセットして、スタートボタンを押すだけで完了だ。非常に簡単な操作で済むので、機械操作が苦手な人でも簡単な操作で進めることができる。

1日冷蔵庫で寝かせた生地を使用する
生地を平らに伸ばしていく
伸ばした記事にソースを塗り伸ばしていく
食材をのせて塩をパラパラっと振りかけたら準備が完了する

庫内に入れると、瞬く間に生地が膨れ上がってくる。1分半を過ぎる頃に一旦扉を開け、ピザピールでピザを回転させる。これは、まんべんなく焼き上げるための作業なのだが、この作業を見ていると、本格的なピザ窯で焼いているプロの職人さんを想起させてくれるようだった。回転させて再び扉を閉じると、そのわずか1分半後には、タイマーが焼き上がりを知らせしてくれるので、ストップボタンを押して、取り出すことに。ちなみに、設置されているタイマーは、オーブンのスタート/ストップボタンとは連動しているわけではなく、あくまでも時間の目安として設置しているとのことだった。もう少し焼きたい、という時や逆に、少し早めに取りだしたいときなど、タイマーを気にする必要がないので便利に使えそうだ。この辺りも、機器的にシンプルな作りになっているのが好印象だった。

ピザピールにピザを乗せて、ピザオーブンにセットする
ピザがオーブンにセットされた状態
内に投入後、わずか1分半ほどで
生地がふっくらと膨らみ始めてくる
まんべんなく焼き上げるために、一度庫内から取り出して
約180度回転させたら、再び庫内に戻す

実食!

庫内から取り出されたピザをすかさずカットし、お皿に取り分けられた焼き上がったばかりのピザを見たら、思わず、生唾ごっくんものの仕上がりになっていた。早々に実食してみたら、かの有名な宅配ピザのピザよりも美味しく、これが自宅で食べられるとは!と、思わず唸ってしまうほどの美味しさに。ピザストーンで焼き上げられたピザは、裏面にしっかりと焦げ目ができており、ベーシックなピザながら、カリッと食感とフワっとした生地の食感が絶妙だった。

庫内にセットしてからわずか3~4分ほどでこの仕上がりだ
でき上がりを早々にカットして食べてみる
外はカリッとしていながら、
中はフワっとした理想的な仕上がりに大満足
ピザの裏面は、ピザストーンによってほんのり焦げ目がつき
これがまた美味しいのだ

実際にピザを焼き上げてくれたのは、コンエアージャパンのスタッフの方で、この体験会のために1週間ほど練習したという。1週間程度の練習で、これほどまでにおいしいピザを作ることができるとは!と感動しながらも、これは、庫内温度が400℃という高温を実現させた「ピザオーブン」が凄いということを改めて実感した。わずかな時間で焼き上げるため、外はカリッと、中はフワっとを実現できるのだと理解した。

驚きなのは、予熱時間が30分必要だとしても、焼き上げにかかる時間は、わずか3分程度だということ。生地の違いで、それでも6分程度で焼き上がるのだから、友人を呼んでピザパーティーをおこなったとしても、出来上がりまでに待たせることなく振る舞うことができる。

次に試したのは、タンドリーチキン。これも、前日より仕込みが必要だが、基本的には、ジップロックにチキンを入れて、タレに付け込んでおくだけでいいので、特に準備に手間がかかるということはなさそうだ。付属のオーブン調理用のグリルパンに、タレに付け込んだチキンを並べたら、後は予熱された庫内に入れ、タイマーを12分でセットし、スタートボタンを押せば、12分後にはタンドリーチキンが焼き上がる。

1日タレに付け込んだチキンを付属のグリルパンに並べる
グリルパンごと予熱済された庫内にセットする

タイマーが12分経ったことを知らせてくれたので、庫内からグリルパンを取り出し、ダイニングテーブルに並べる。12分かけてじっくり焼き上げたチキンからは、余分な油が取り除かれていることがわかるほど、グリルパンに脂が溜まっていた。これを見るだけでも、かなりヘルシーになっていることがわかる。流石に、400℃という高い温度でじっくり焼き上げているだけのことはある、といった印象を受けた。

耐熱用のキッチン手袋を使用して取り出す
余分な油が取り除かれて、結構な量の脂が隅に溜まっていた

出来上がったタンドリーチキンは、言うまでもなく美味しく仕上がっていた。実は、仕込みのタレでおいしさは決まっているので、焼きの段階では、ほぼ失敗することはないと思われる。なぜなら、決められた時間で決められた温度に設定するだけの簡単操作なので、間違いようがないのだ。もし、美味しく出来上がらないとすれば、それは下準備の段階で、ミスをしているということになる。

実食後の感想とまとめ

今回、クイジナートの新製品「ピザオーブン」を使用したピザとタンドリーチキンを実食してきたが、とにかくお店で提供されるレベルと何ら変わりないレベルの料理が振る舞われたことに、感動してしまった。ちなみに、ピザは生地の違う物を3種類食べてきたが(ナポリピザ、クリスピーピザ、ニューヨークピザ)どれも美味しくいただけた。ピザストーンを使用していることもあり、生地の裏面には、ほんの少し焦げ目ができるなど、本当に窯で焼いているかのようなそんな見た目と食感を楽しむことができた。

タンドリーチキンに至っては、下準備の段階で、しっかりとした味付けが大事だということがよくわかった。その理由は、「ピザオーブン」では、400℃という高温でしっかりと焼くという工程をおこなうだけなので、ミスのしようがないのだ。付属のレシピブックに従って準備さえすれば、だれでも簡単においしいタンドリーチキンを作ることができるというわけだ。料理ができない私からすると、何とも頼もしい存在だと感じた。

本体のサイズからすると、常設する場所が限られてしまうので、日常遣いは少々厳しいかもしれない。理由は、奥行が480mmと一般的な電子レンジより50mmから80mmほど長くなるため。さらに、使用時は、背面から壁までで約100mm~150mmほど離すことが推奨されているので、常設するには、少しハードルが高いのかもしれないと思われる。なので、使い方としては、ピザを作る時だけ、キッチンやダイニングテーブルに設置するという使い方が、無難な使い方だろう。価格が、5万2800円(Amazon)と、そこまで高くないことを考えると、友人を自宅に招く機会が大い人には、便利なアイテムになりそうだ。

使用時の注意点としては、部屋に熱がこもりやすいので、少し換気をしながら使用するのが良いかもしれない。夏場の使用は、エアコンを使用しつつ少し窓を開けたり、換気扇を回したりすれば、熱が滞留することはなさそうだ。本体は、熱くはなるが、火傷するほど熱くはならないので、そこまで神経質になる必要はないものの、小さなお子さんが居るご家庭では、子どもの手が触れない場所で使用することをオススメする。

とてもシンプルな仕様の「ピザオーブン」は、庫内温度を400℃を実現したモデルで、手軽においしいピザを焼き上げることができる製品だった。実際に使用している場面を目の当たりにすると、料理が苦手な筆者にとってもこの製品を使えば、なんとか美味しい料理が作れるかもしれない、と思えるほど簡単に作れそうな印象を受けた。なにあともあれ、料理は下準備と、使用する機材が優れていれば、誰でもおいしい料理を作ることができるのだと、実感した一日だった。もちろん、料理の種類にもよるが…。

いかがだったでしょうか。400℃の庫内温度を実現したクイジナートの「ピザオーブン」は、余計な機能は付いておらず、シンプルな仕様ながら、おさえるべきポイントをしっかりとおさえているがゆえに、美味しい料理をつくることが可能となっていました。もし、知人や友人を招いて食事を振る舞いたいのであれば、「ピザオーブン」で焼いたピザを提供してみてください。きっと準備した食事があっという間になくなることでしょう。

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