[リコーイメージング]“RICOH GR”6年ぶりにモデルチェンジ! GR シリーズの開発を発表

リコーイメージングは、ハイエンドデジタルカメラ「GR」シリーズの最新モデルとして「RICOH GR Ⅳ」を開発中、この秋の発売を目指している。

「GR」シリーズは、1996年に発売したフィルムカメラの「RICOH GR1」から、約30年、デジタル化した2005年から約20年を迎える。この長い歴史に中で、常に高画質や速写性、携帯性の追求するという、カメラの本質的な価値にこだわった基本コンセプトはそのままに、プロフェッショナルやハイアマチュアを中心とした、多くの人から支持されながら、その時代に応じたさまざまな進化を遂げてきている。

現在開発中の「RICOH GR Ⅳ」は、これまでの「GR」シリーズの基本コンセプトを余すことなく正当進化させつつ、新型のイメージセンサーや画像処理エンジン、レンズなどの主要部品を一新、高画質化を追求している。通信機能の強化やスマートデバイス用の新開発のアプリなどによって、快適性や利便性の向上も図っている。

また、「RICOH GR Ⅳ」をベースにHDF(Highlight Diffusion Filter」を搭載したモデルについても、併せて開発を進めているとのこと。

発売は、秋を予定しているとのことなので、紅葉の季節を前に発売されることを願うばかりだ。なお、現行製品の「RICOH GR Ⅲ」については、部品調達の都合で、7月中の出荷分をもって製造完了となる見込み。ただし「RICOH GRⅢx」については、しばらくの間、製造・販売を継続するそうだ。

編集部員のひとり言

GRシリーズのカメラを初めて手にしたのは、2015年に発売された「GRⅡ」だった。コンパクトデジタルカメラだというのに、一眼レフカメラと同じサイズの大きなイメージセンサー(確か、APS-C相当)を搭載していたことを記憶している。コンデジなのに、高精細、Wi-Fi機能の搭載で、スマートフォンとの連携も可能にしたモデルとして、話題を集めていた。2019年には、3代目となる「GRⅢ」が発売される。有効画素は1690万画素から2424万画素へ大きく飛躍し、ハイエンドコンパクトデジタルカメラの印象を不動のものにしていた。そのモデルの第4弾が今年の秋、6年ぶりに登場する。久しぶりのモデルチェンジということもあり、期待値も高くなる。一対、どんな機能を引っ提げて登場するのか、今からワクワク感がとまらない。

  • 発売日:2025年秋頃を予定
  • 価格:未定
  • リコー・イメージング(公式サイト):GR シリーズ
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