「Roborock」ゴミ収集・給水・モップ洗浄・乾燥の機能を備えたドックつきロボット掃除機

SB C&Sは、中国・Roborock Technology社が開発したロボット掃除機の最新モデル「Roborock Q Revo(ロボロック キュー レボ)」をヤマダデンキ及びヤマダウェブコムにて12月に販売を開始した。

本製品は、吸引掃除と水拭き掃除の両方ができる一体型のロボット掃除機で、自動メンテナンス機能を備えたドック搭載のモデルとなっている。最大の特徴は、ドックにゴミ収集機能、給水機能、モップ洗浄機能、乾燥機能の4つの機能を備えたこと。本機が掃除を終えてドックに戻ると、自動で本機内のゴミを収集してくれるのはもちろんのこと、フローリングをモップで掃除したのちドックへ戻った際に、モップ部分を自動で洗浄してくれる。さらに、モップ洗浄後は自動で熱風(約45℃)乾燥まで行ってくれるという優れもの。ロボット掃除機本体のタンクに水が少ない場合には、タンクへの給水も行ってくれるなど、4つの自動機能で、本体をサポートしてくれる。

ドックに搭載されるゴミ収集ドックは、紙パック仕様になっており、約60日分(2.7L)のゴミ(部屋の環境などにより、収集できる日数に変化あり)を収集。ゴミを捨てる手間を大幅に削減してくれる。また、収集ドックは、0.3㎛までの微粒子を99.7%吸引して排気もキレイにしてくれる。

本機の吸引力は5500Pa(パスカル)とパワフルで、3次元に動くラバー製のブラシによって、ハウスダストなどの微細なゴミから大きめのゴミまでしっかり吸引してくれる。また、アプリからの簡単な設定で、自動で検知したカーペットエリアを2度掃除させることや吸引力を上げて掃除させることも可能だ。

モップ使用の水拭き性能は、丸型の回転モップが毎分200回転で加圧しながら掃除するため、べたつく汚れもしっかりと取り除いてくれる。水拭き時にカーペットを検知すると、モップが自動でリフトアップ(約7㎜)し、カーペットを濡らさずに吸引掃除のみを行ってくれる。

専用アプリを使用すれば、掃除する部屋の順番や、エリアの設定、掃除モードなどを設定することができるうえ、掃除中に走行が困難になりやすいエリアも自動で検出してくれる。また進入禁止エリアの提案や掃除の省略など早く掃除を完了させたい時に使用する「お急ぎ掃除モード」や、掃除を行いながらマッピングする従来の方式と比べて最大で6倍もの速さで各部屋のマッピングを行う「クイックマッピング」など、便利な機能が充実している。

本体サイズは、直径35.3㎝、高さ9.65㎝、重さは、約3.7㎏。4Way全自動ドックQのサイズは、幅34㎝、奥行き48.7㎝、高さ56.1㎝、重さは、約8.7㎏。本体の吸引力は、5500Pa。本体のダストボックスの容量は、350ml。満充電にかかる時間は、約4時間。バッテリー駆動時間は、約3時間となっている。

これだけ便利で賢くなったロボット掃除機だが、自宅で使用するとなると、ロボット掃除機が動きやすくて掃除しやすい広さ、そして所狭しと置いてあるモノの片付けが必要であるということに気が付く。モノを避けながら掃除をしてくれる賢さが逆に仇となり、その実力を存分に発揮させることができないことも考えられる。ロボット掃除機を導入するにあたって、まずはモノの片づけからしなくては…。

●実売価格(税込):16万3900円程度                                       ●Roborock Japan:Roborock Q Revo                                    

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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