[レビュー]白砂糖の代わりに糖質ゼロの代用品を使ってみた! これは、かなり使える、糖質が気になるお年頃には必須のアイテムかもしれない

今回のレビューで試したのは、洗剤や消毒液などを製造販売する企業が手掛ける食品になる。以前から気になっていながら、なかなか試す機会が無かったのだが、今回、やっと試すことができたので、レビューしてみることにした。使ってみたのは、「ラカント」という人工甘味料。糖質がゼロというのが最大の特徴で、健康志向の高まりとともに注目を集めている製品だ。中高年になると、気になるのが、糖尿病。若かりし頃と違い、同じ食事の量のはずなのに、歳を重ねるにつれて、体重が増加の一途をたどるという話は、よく聞く話だ。中高年の人であれば、一度は経験したことがあるのではないだろうか。そのおもな原因は、新陳代謝のペースが落ちることにあるとされている。代謝能力が落ちるということは、摂取したエネルギーを消費できていないということになることから、若いころと同じ量を食べていては、それは、使いきれていないエネルギーがカラダに蓄積されて行ってしまう。この蓄積が、体重増加の主な原因になる。だからといって、何か運動をしてその過多となったエネルギーを消費しようにも継続的にできるほど、意思が強いわけでもない。となると、何かに頼りたくなるのは、自然の摂理、ということで、今回は、着目したのは、糖質の量を抑えることができる食品は?ということで、「ラカント」にフォーカスすることにした。お砂糖の代用として登場した「ラカント」を、日々の食事に使ってみたので、そのリポートについてお伝えしていきます。それでは、本編をどうぞ!

目次

まずは、サラヤという企業について

サラヤは、1952年(昭和27年)大阪で創業、1959年設立した家庭用及び業務用洗浄剤・消毒剤・うがい薬等の衛生用品と薬液供給機器等の開発、製造、販売を行うメーカーになる。洗浄剤や消毒剤の他、食品等の開発、製造、販売も手掛けている。さらに、消毒剤、洗浄剤のほか、食品等の開発、製造で得た知見をもとに、環境衛生・食品衛生のコンサルティング業務も行っている。

創業当時に開発したのは、赤痢予防の手洗いから手洗いと同時に殺菌・消毒ができる公定書外医薬品「パールパーム石けん液」、学校や公共施設で見かける「シャボネット」の原型となる。

日本初となる薬用せっけん「シャボネット」は、感染症が流行る戦後間もない日本において、 石けんによる手洗い習慣の普及と衛生環境を改善してきた。現在でも使用されているロングセラーブランドとなっており、少しずつ形を変えながら、一般家庭をはじめ学校、飲食店などの食品衛生や病院などの医療現場まで、さまざまな場所で使われている。

今回試すこととなった「ラカントシリーズ」の「ラカント」とは

「ラカント」って何?という人のために、ラカントは、名前の由来にもなっているウリ科の直物「羅漢果(ラカンカ)」の高純度エキスと、トウモロコシ由来のブドウ糖を発酵してつくられる甘味成分「エリストリール」という2つの素材から作られたカロリーゼロの植物由来の甘味料になる。

そもそも「羅漢果(ラカンカ)は、古くから漢方として親しまれてきた中国桂林地方で自生するウリ科の植物。人工授粉などの手間が煩雑なことから、中国政府が"保護植物"として指定しているため、生の果実を国外に持ち出すことは、禁止されている。同社では、現地の研究機関の協力を得て、「高純度 羅漢果エキス」の製造技術を確立。同社の特許成分として、国による安全性確認試験において安全性が保障されているとのこと。ちなみに、この「高純度 羅漢果エキス」は、1キログラムの羅漢果から、わずか10gしか抽出することができない貴重な成分で、砂糖の300倍の甘さを持つと言われている。

同社で製造販売しているラカントシリーズは、顆粒タイプ、シロップタイプ、飴やジャム、ジャム、スムージー、お酢、調味料、などなど、現時点では、15製品にも及ぶ(下記の製品は、その一部)。

ラカント アルローズブレンド
ラカントS顆粒
ラカントSシロップ
ラカント フローラビオ

今回、この中から、「ラカントS顆粒」「ラカントSシロップ」「ラカントフローラビオ」を実際使用して調理をしてみた。これまで、市販の白砂糖を使用していたものを、「ラカントS」に置き換えたらどうなったのか、味には変化はあるのか、見た目は変わってしまうのか、など実際、白砂糖の代わりとして「ラカント」を採り入れることで何か変化はあったのか、その辺りをお伝えできればと思う。

早速、次の章から、「ラカントS」を使った調理について、お伝えしていきます。

「ラカントS」を使って、料理をしてみる

早速、「ラカントS」の封を開けてみる。封を開けたのは、「ラカントS顆粒」で、砂糖の代用として使えるように、顆粒状になっているものだ。トウモロコシのを発酵させて得られる直物由来の甘味成分「エリスリートル」と、「羅漢果(ラカンカ)」の高純度エキスを、バランスよく配合することで、砂糖の甘さに近づける工夫を行っている商品になる。

ほかの容器に移し替えて、より使いやすくした

面倒な換算が必要なく、砂糖と同量に置き換えて使うことができることから、普段の料理で使用するのに最適とされている。白砂糖との見た目の違いは、ほんの少しナチュラルブラウンとも言うべき色になっていることくらいだ。加熱しても、甘味は変わることはないということなので、煮る、焼く、炊くなど、どんな料理にも、簡単に使用することができそうだ。

まず試しに、和風ハンバーグを作ることにしてみた。試す料理として適切かどうかについては、突っ込みどころが満載かもしれないが、日常の生活において、食べたいものを作り、食す。その流れがたまたまハンバーグだったことから、手始めにハンバーグで試すこととなったことを付け加えておく。

味つけは、照り焼き味。個人的に、照り焼きのタレは、砂糖を使うことから、甘じょっぱい味付けがとても好みで、ハンバーグだけでなく、ハンバーガーも、照り焼き味が大好物だ。大好物のテリヤキのタレを、家庭料理の定番ともいえるハンバーグで使ってみた。

焼きたてのハンバーグ
テリヤキのソースをかけて出来上がり

使用においては、まったく違和感な進めることができた。肝心の味付けは、しっかりと甘じょっぱさを感じる絶妙な仕上がりになっており、砂糖から「ラカントS」に置き換えたと言われても、まったく違いを感じることができないほどに、いつも通りのおいしいハンバーグを食べることができた。

翌朝は、スクランブルエッグを調理する際にも使用したが、見た目は、まったくと言っていい程に変わらない、というか、言われてもわからない。恐らく、自宅で、生クリームをホイップして、オリジナルのケーキを作るときくらいでしか、色の違いは出てこないのかもしれないと思った。味は、言うまでもない、砂糖と変わらずおいしくいただけた。

味は同じなのにカロリーゼロはうれしい

その後も、いろいろな料理に使用しているが、砂糖の代わりとして使用できている。これでカロリーがゼロだというのだから、この商品の凄さを改めて実感している。人は、年齢を重ねるにつれて代謝が落ちるものだが、人の脳は、そう簡単に切り替えることができない。年齢を重ねたからといって、量を減らすことはなかなかできるものではない。もちろん、徐々に食べる量も、年齢を重ねるにつれて落ちてくるのだが、そのスピードが、代謝の速度に追いつかないのが現状だ。実際、若いころは、よく食べても太らなかったのに、40歳を過ぎて同じ量を食べていたりすると、いつの間にか体重が増加している、なんてことはよくある話だ。

しかしながら、砂糖の使用を「ラカントS」に置き換えるだけで、摂取カロリーを減らすことができるのであれば、仮に、食べ過ぎたとしても、摂取カロリーをあまり気にしなくても良さそうなのが、なんだかうれしく思えた。また、味やニオイにおいても、薬品的なニオイが全くしないのもうれしかった。これなら、続けることができそうだと、実感した。

次に試してみたのは、青椒肉絲だ。中華炒めは、おいしく仕上げようとすると、とかく砂糖を使用することがあるのだが、「ラカントS」に置き換えて作っても、味は砂糖を使用して作った時と変わらないから、背徳感を感じることなく食べることができる。"カロリーゼロ"というだけで、なにか健康的なものを食べているという錯覚に陥るのだが、実際摂取カロリーは、減らせているわけだから、十分に説得力のある商品だと思われる。

液体状の「ラカントSシロップ」や「ラカントフローラビオ」を使ってみる

我が家では、食事の後に、ヨーグルトを食べるという習慣がある。ただ、プレーンヨーグルトは、酸っぱく、正直おいしいとはあまり思わない。そこで、グラノーラを追加して食べる、もしくは、バナナなどの果物をカットして併せて食べるケースが多い。時折、在庫を切らして、プレーンヨーグルトだけで食べることもあるのだが、最近、食事の時に「ラカント」を使用してから、カラダの調子が良いので、ヨーグルトにも混ぜて使ってみようと考えた。しかし顆粒は、溶けないので、食感を損なう結果となったこともあり、液体の「ラカントSシロップ」「ラカントフローラビオ」を使うことにしてみた。

液体の色は、はちみつのような黄金色になっている
はちみつ世rサラッとしているので、ヨーグルトにもかけやすかった

ヨーグルトに混ぜて使用した場合、過去にはちみつを使用していたこともあるのだが、高い(価格)はちみつを使用していたこともあり、毎日の使用には少々贅沢すぎることから、やめてしまっていた。その代用として今回、「ラカントSシロップ」「ラカントフローラビオ」のいずれかを使用してみたのだが、結論から申し上げると、はちみつほど甘さが無いので、ちょうどいい感じでヨーグルトを食べることができた。甘すぎないのだが、プレーンヨーグルトの酸っぱさを軽減させてくれるので、かなり重宝して使用することができると感じた。

また、最近、ヨーグルトと生クリームを使用して、自宅でアイスクリームを良く作るのだが、このアイスクリームを作る際にも「ラカントSシロップ」及び「ラカントフローラビオ」のいずれかを使用している。ラカントを液体状にしたものなので、アイスを作る際の材料となる生クリームとヨーグルトにただ混ぜるだけで下準備は完了する。液状になっているおかげで、溶かす手間かかからないのがとても便利に思えた。

ちなみに、このアイスクリームを作る調理機器については、別のレビュー記事でお知らせする予定です。

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まとめ

今回、初めて「ラカント」シリーズを使用してみたのだが、何の違和感もなく、砂糖の代わりとして使うことができたことに少なからず驚きを憶えている。これで、カロリーがゼロというのは、とてもありがたい。年齢を重ねてくると、どうしても気になるのが血糖値だ。代謝能力が落ちてくると、摂取したエネルギーを消費しきれなくなり、その結果、体重増加など、カラダに悪影響を及ぼすことになる。その原因であるカロリーを減らすためには、食事を根底から見直す必要があるのだが、その一助となり得るのが「ラカント」シリーズになると感じた。実際、導入してから、数カ月間試してみたのだが、食べる物や量について、何も変えてはいないし、いやむしろ多くなっているにも関わらず、体重は、増えていなかった、むしろ若干、減っているかも?と思えるタイミングもあるほどだった。

とはいえ、カロリーゼロの調味料を使用しただけで、体重を減らすことができるとは思ってはおらず、ただ、背徳感なく、バクバクとカロリーを気にしないで食事をすることができたのは、なんともうれしかった。

実は、以前から砂糖の代わりになる商品については、興味はあったのだが、使用するこにいささか抵抗があった。その理由は、味が変わってしままわないの?とか、見た目の色が変わってしまうのでは?などの不安を抱いていたからだ。しかし実際使用してみると、その不安は一掃された。今では、「ラカント」を使わなかったことにいささか後悔をしている。ただ一つだけ気になる点がある。その気になる一つをを挙げるとしたら、価格だろう。白砂糖より高いのだ。これだけは、当初受け入れがたいものがあったが、使用してみて考え方を改めることにした。自身のカラダをもう少しいたわってあげるべきだと。

このご時世、物価高ということもあり、さまざまな商品の値段が爆上がりしているので、多少の値上がりは想定の範囲内だと言いたいところだが、少しでも安く済ませたいという想いも、無いとは言えない。しかしながら、健康を害する可能性が有る物を摂取し続けることは避けたいという想いは強くあるため、少し高くても、健康なカラダ作りをサポートしてくれるのであれば、「ラカント」をあえてセレクトする意味というものが有るように思えた。目に見えるような効果については、何とも言えないところではあるが、カロリーの摂取量を抑えるという意味においては、とても意義のあることかもしれない。

いかがだったでしょうか。料理を作るうえで、砂糖の比重はかなり高く、それなりの量を使用して作られています。それを代用品に変更するだけで、カラダに良い事をしていると思えるかもしれません。味を変わることなく使用するjことができるので、カロリーの摂取量が少し気になっている方は、一度「ラカント」のような砂糖の代用品を採り入れてみることをオススメします。

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