［セイコーウォッチ］ セイコーダイバーズ60周年記念モデル3種が登場！ 新設計＂キャリバー8L45＂を搭載する「新型マリンマスター」など
セイコーウォッチは、セイコー プロスペックスの新作モデルとして、セイコーダイバーズ60周年を記念した機械式腕時計3種を数量限定にて発売する。
発売するモデルは、「マリンマスター プロフェッショナル（SBDX067）」、「ダイバーズ 1965ヘリテージ（SBDC213）」、「ダイバーズ 1968ヘリテージ（SBEJ027）」の3モデル。価格は、SBDX067が、71万5000円（7月11日に発売、世界限定600本のうち国内200本）、SBDC213が、19万2500円（5月10日発売、世界限定6000本のうち国内2000本）。SBEJ027が、24万7500円（6月6日発売、世界限定6000本のうち国内2000本）。（※価格はいずれも税込。）
1965年に同社が国産初のダイバーズウオッチを発表してから、今年は60周年となるアニバーサリーイヤー。これまで4回にわたり南極観測越冬隊の装備品として採用されたほか、1968年には、当時としては世界最高レベルの10振動ハイビート300m空気潜水モデルを発表。日本人として初のエベレスト登頂を果たした植村直己氏と松浦輝夫氏が登頂時に携行していたことでも知られている。また1975年には、チタンケースを採用した世界初の600ｍ飽和潜水モデルを発売するなど、これまで革新的なモデルを発表しダイバーズウオッチを進化させてきた。本作は、これらの歴史的なマイルストーンを反映したヒストリカルモデルを基に、機能とデザインの両面で、周年モデルにふさわしい進化を感じることができるコレクションとなっている。
＂マリンマスター プロフェッショナル＂「SBDX067」
本モデルは、新開発のメカニカルムーブメント＂キャリバー8L45＂を搭載した同社ダイバーズウォッチのフラッグシップモデル。＂キャリバー8L45＂は、動力となるぜんまいの形状や設計を改良し、厳密な精度調整が施されることで日差＋10秒～－5秒という、同社の現行メカニカルムーブメントの中で最も安定した精度と約72時間のパワーリザーブを誇る。動力ぜんまいの素材には、同社独自の合金素材＂スプロン（Spron）＂が採用され、「きれない／さびない／疲労しない」を目指し、高耐久性と優れた品質を兼ね備える。また、耐久性を高めるムーブメントの固定方法を採用することにより、堅牢性がより一層強化され、過酷な水中環境にも対応できる設計となっている。
これらの技術により、精度や耐久性が求められるプロユースやアクティブなシーンなどでの着用だけでなく、日々の忙しいライフスタイルにも寄り添う1本となっている。
ダイヤルは、深海の神秘的な世界に着想を得て精緻な波模様の型打ちを施したデザインを採用。同社のダイバーズウオッチは、強い衝撃を受けてもインデックスが外れることがないようダイヤルと一体型としながらも立体的に成形されている。本モデルでは、新たにダイヤル表面を厚い透明な塗料で覆い、丁寧に磨き上げることにより、これまでにない奥行き感と艶やかな質感を実現。ダイヤルの外縁に向かうにつれて深みを増すブルーのグラデーションと相まって、神秘的で美しい深海の世界が表現されている。
ケースは、チタン製ワンピース構造が採用されており、ヘリウムガスをケース内に侵入させないという、同社独自の技術の搭載により600m飽和潜水用防水を実現。その証としてダイヤルには「PROFESSIONAL」の文字が記されている。
これまで回転ベゼルが外れるのを防ぐためにケースの表面に配置していたネジをケース裏面に取り付け、より洗練された外観となっている。ベゼルの表示板には、ステンレス素材に＂DLCコーティング＂を施すことで約6倍の表面硬度を実現。耐傷性が高められ、美しい外観を長期間にわたり保つことができる。また、新たに開発されたブレスレットは、ひとつひとつのコマに丸みを持たせ、肌になじむようなデザインが施されており、短いピッチでしなやかに動くことによりフィット感と装着感がより高められている。
●主なSPEC
・ムーブメント：機械式自動巻きキャリバー8L45（手巻つき）
・精度：日差+10秒～-5秒
・パワーリザーブ：約72時間
・振動数：28800振動/時
・石数：35石
・ケース・ブレスレット：チタン（ダイヤシールド）
・風防：デュアルカーブサファイアガラス（内面無反射コーティング）
・本体サイズ：ケース径45.4mm、厚さ16mm
＂セイコーダイバーズの60周年記念モデル＂「SBDC213」「SBEJ027」
同社が1975年に発売した世界初のチタン製・600m飽和潜水モデルの裏蓋には、荒々しい海を表現した＂ウェーブマーク＂が刻印されていた。それ以来、同社の全てのダイバーズウォッチの裏蓋には＂ウェーブマーク＂が刻まれるようになっている。
セイコーダイバーズの60周年記念モデル2機種は、この裏蓋に刻まれてきた＂ウェーブマーク＂をモチーフにした、ダイナミックな型打ちパターンがダイヤルに施されているのが特徴。どちらも信頼性の高い＂6R系ムーブメント＂を搭載しており、パワーリザーブは約72時間としているほか、300m空気潜水用防水に対応するなど、高い基本性能を備える。
両モデルともに簡単な操作でブレスレットのサイズ調整が可能な新開発のバックル（中留）を採用、着用した状態でバックルサイドにあるボタンを両側から押すことで、バンド長を最大約15mm、2.5mmずつ6段階の微調整を行うことが可能となっている。
「SBDC213」
「ダイバーズ 1965ヘリテージ（SBDC213）」は、1965年に発表されたセイコー初のダイバーズウオッチを基にアップデートしたデザインを採用。防水性能は、300m空気潜水用防水が備わる。60周年記念モデルのダイヤルカラーはシルバー、ベゼルの表示板はグレーとなっており、ケースと調和するデザインが施されている。
●主なSPEC
・ムーブメント：機械式自動巻きキャリバー6R55（手巻つき）
・精度：平均日差+25秒～-15秒
・パワーリザーブ：約72時間
・振動数：21600振動／時
・石数：24石
・ケース・ブレスレット：ステンレススチール（ダイヤシールド）
・風防：カーブサファイアガラス（内面無反射コーティング）
・本体サイズ：ケース径40mm、厚さ13mm
「SBEJ027」
「ダイバーズ 1968ヘリテージ（SBEJ027）」は、1968年に発売されたモデルのデザインを基に、GMT機能を備えたムーブメント＂キャリバー6R54＂を搭載している。GMT針（24時針）は、単独で調整することができ、自国の時刻（ホームタイム）はそのままに、第二時間帯を簡単に変更し設定可能となっており、2つの時刻を表示することができる。
防水性能は、＂キャリバー6R54＂を搭載する＂1968 ヘリテージデザイン＂採用モデルでは初の、300m空気潜水用防水へとスペックアップされている。ダイヤルカラーとベゼルの表示板には鮮やかなブルーを採用、荒々しい海と波の力強さが表現されている。
●主なSPEC
・ムーブメント：機械式自動巻きキャリバー6R54（手巻つき）
・精度：平均日差+25秒～-15秒
・パワーリザーブ：約72時間
・振動数：21600振動／時
・石数：24石
・ケース・ブレスレット：ステンレススチール（ダイヤシールド）
・風防：サファイアガラス（内面無反射コーティング）
・本体サイズ：ケース径42mm、厚さ13.3mm
トレンドを超えた安定感、セイコーダイバーズ「マリンマスター」は一見の価値あり！
セイコーのダイバーズ「マリンマスター」は、ダイバーズウォッチのフラッグシップモデル。機能性、耐久性においても、最高レベルのクオリティが求められる中、プロダイバー、冒険家に愛用されるプロフェッショナルモデルだ。セイコーダイバーズの60周年記念モデルは、雫石高級時計工房で組み上げる専用ムーブメントの搭載をはじめ、ケースから部品の細部に至るまで、セイコーの技術がふんだんに盛り込まれた特別なコレクションとなっている。その仕上がりは特別で、時計というジャンルを越え、匠が丁寧に仕上げる工芸品のように美しく独特の風格を感じるほど。スポーティなイメージだけでなく流行りとは無縁な安定感が感じられ、国内外問わず市販されている高級モデルと比較しても遜色のない存在感を放っている。60年という期間をかけて技術を積み重ねて進化してきたセイコーダイバーズ、コレクションとしておすすめできるモデルだ。
●発売日：「SBDX067」＝7月11日、「SBDC213」＝5月10日、「SBEJ027」＝6月6日
●価格（税込）：「SBDX067」＝71万5000円、「SBDC213」＝19万2500円、「SBEJ027」＝24万7500円
●セイコーウォッチ公式サイト：「セイコーダイバーズ60周年記念モデル」製品紹介ページ
