［SENNHEISER］インナーイヤーデザインのオープン型ワイヤレスイヤホン「ACCENTUM Open」を発売！ 耳への負担が少なく、長時間の使用も快適
SENNHEISER初のオープン型イヤホンはいかなるものなのか！
SENNHEISER（ゼンハイザー）は、ACCENTUMシリーズの新製品としてインナーイヤーデザインのオープン型のワイヤレスイヤホン「ACCENTUM Open」を6月3日に発売する。まるで音楽と日常が自然に溶け合うような新感覚のリスニング体験を実現し、移動中や仕事中、会話をしながらでも音楽を楽しめるのが特徴のモデルだ。
本製品は、快適な装着感を追求して設計されており、密閉型イヤホン特有の耳道への圧迫感や遮断感、長時間使用による疲れを感じにくく、軽やかで自然なフィット感を提供する。独自のステム（脚部）デザインにより、本体の重量を耳甲介に均等に分散し、耳への負担を大幅に軽減。これにより、耳への密着感が苦手な人でも、長時間快適に音楽を楽しむことができるとしている。
同社が実施したユーザー調査（女性45%、男性55%）による快適性評価テストでは、多くの被験者から「耳への負担が少なく、長時間（の使用）でも快適」との高評価を獲得している。 この＂Breathable Fit（通気性のあるフィット感）＂は、耳を圧迫しないから、遮音することもなく、結果的に疲労感が少なく、その反面、開放感と心地よさを得ることができる新しいリスニング体験を可能にしている。
音質も歴史と伝統のあるSENNHEISERならではのこだわりが感じられるようになっており、独自のサウンドチューニングと11mmのダイナミックドライバーを搭載した本製品は、豊かで繊細、かつバランスの取れたサウンドを実現している。 本製品のチューニングは、80年以上にわたるSENNHEISERの音響技術の粋を集めて開発されており、すべて社内の音響エンジニアによって丁寧に仕上げられている。 本製品は、「HD 650」をベースに音作りがされており、最終的には社内のアコースティック専門家による厳正な試聴テストを経て完成させている。その結果は、音楽のディテールまでしっかりと感じられる、奥行きあるリスニ ング体験を提供してくれる。 また、SBCおよびAACの高音質コーデックに対応し、Bluetooth 5.3により安定した接続を実現。どんなシーンでも快適かつ信頼できるリスニング環境を提供してくれる。
再生時間も気になるところだが、イヤホン単体で最大6時間、充電ケースを併用すると最大28時間もの再生を可能にするなど、一日中好きなサウンドを好きなだけ楽しむことができる。通勤、通学、旅行、オンライン会議など一度の充電でさまざまな用途で長く使用できることから、細かな充電が不要なのはうれしい。またチャージングケースも、従来のCXシリーズと比較して大幅に薄くなりポケットサイズのコンパクトな仕上がりとなっているので、バッグやポケットに入れて気軽に持ち運ぶことができる。
通話品質も高く、片側に2基ずつ、合計4基のマイクを搭載したデュアルマイクシステムは、ビームフォーミング技術により周囲のノイズを的確に抑え、ユーザーの声をクリアに伝えてくれる。 さらに、AIノイズリダクションアルゴリズムの採用により、周囲の環境音を高精度で除去。人の声を的確に識別し、賑やかな場所でも会話が途切れにくく、より自然でクリアな通話を可能にする。またイヤホンは片耳でも使用できるので、オンライン会議時などでも左右を自由に使い分けて使うことができる。
他には、イヤホンを外すと自動で停止、装着すると自動で再生を開始するスマートポーズ機能や、マルチポイントにも対応しているので複数のデバイスを同時に接続することができるほか、IPX4の防滴仕様により、突然の雨や運動時の汗にも強いことなども挙げておきたい。
使い方は簡単で説明書いらずなのも特徴で、 直感的に使えるタッチ操作を採用。アプリの設定や複雑な手順は一切不要で、箱から出してすぐに使えるシンプルな設計になっており、説明書を読まなくても、すぐに音楽を楽しめる。
「ACCENTUM Open」のカラーはブラックとクリームの2色を用意。本体の重さは、イヤホン左右 とケースを合わせて約 38 g 。ちなみに、イヤホン単体（左右）では、約 8.7 g 、ケース単体では 約 29.3 gとなっている。
編集部員のひとり言
- 発売日：6月3日
- 予想実売価格（税込）：1万6940円程度
- SENNHEISER：公式サイト
※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。