[シャープ]「AQUOS」の新ラインとしてmini LEDテレビ〈HV1 ライン〉をラインアップ!明るく色鮮やかな4K映像が楽しめる

シャープは、今年の5月に発売した明るく色鮮やかな4K映像が楽しめるmini LEDテレビ「AQUOS」「HP1」「HP2」シリーズに次ぐモデルとして「AQUOS 〈HV1ライン〉」の4モデルがラインアップに加わり、10月11日に発売する。あわせて、4K液晶テレビの「AQUOS 〈HN2 〉」ラインも3モデル加わり、同社のテレビのラインアップが拡充される。発売日は、「HV1」ラインと同じく10月11日からとなっている。

HV1ライン(85V型)
HN2ライン(55V型)

Mini LEDテレビとは、従来のLEDよりも小さいミニLEDを多数配置したバックライトを持つ液晶テレビのこと。通常の液晶テレビよりも明るく高コントラストで鮮明な映像を楽しめるのが特徴だ。

今回、mini LEDテレビのラインアップ拡充にあたり、迫力の85V型から55V型までの大型ゾーンに新ラインとして〈HV1ライン〉を4モデル追加することになった。映像に合わせてmini LEDバックライトをエリアごとに分割駆動し、明るく輝く部分と引き締まった黒の映像表現を両立させた高コントラスト性能を実現している。ナノカプセル素材を採用し、高輝度、広色域を実現する「N-Black Wide パネル」(75V型モデルに採用)、「N-Blackパネル」(85V/65V/55V型モデルにそれぞれ採用)により、大画面になるほど気になる外光や照明の映り込みを抑えられるのも特徴の一つとなっている。

その他にも、緻密なLED制御で輝きと階調をスマートに再現する「新・フレアブライトネス」、「AIオート」で開発したカラーマッピングで、色彩表現力豊かに表示するリッチカラーテクノロジー、AIプロセッサーを採用した、画像処理エンジン「Medalist S6」なども高画質に貢献している機能になる。

85V型 4T-C85HV1

同時に発売となる液晶テレビの〈HN2ライン〉は、55V型から43V型まで、シーンに合わせて選べる3モデルを展開する。miniLEDモデル同様、こちらのモデルにも低反射「N-Blackパネル」技術を搭載しており、大画面ほど気になりやすい外光の反射や照明の映り込みを抑えられるのが特徴となっている。

55V型 4T-C55HN2

今回発売するのはいずれのモデルも、AI技術を活用して画質や音質を調整する「AIオート」モードを搭載しており、コンテンツに応じて映像の色彩や明暗、精細感を"おまかせ"で自動調整してくれる。5月に発売したモデルで好評の「空間認識AI」も搭載しており、各被写体の前後関係を認識して近くの被写体と遠くの風景などを描き分けることで、奥行きのある臨場感豊かな映像表現を可能にしている。音質面では、音楽ライブやスポーツ視聴時は音の広がりや迫力を高め、合間のセリフや解説中は人の声をクリアにして聞き取りやすくするなど、シーンに適した調整もおこなってくれる。

さらに全機種が、省エネ目標基準値100%(多段階評価点3.0以上)を達成したのも特筆すべき点だ。65V型<HV1>では、年間消費電力量を当社従来機比で約17%低減している。

本体サイズは、〈HV1〉(4K mini LEDテレビ)の85V型(4T-C85HV1)が、テーブルスタンド装着時(以下同条件)で、(約)幅189cm、奥行40.9cm、高さ114.3cm、重さは、約37.5kg。75V型(4T-C75HV1)の本体サイズは、(約)幅167.5cm、奥行33.0cm、高さ102.4cm、重さは、約38kg。65V型(4T-C65HV1)の本体サイズは、幅144.6cm、奥行28.1cm、高さ89.9cm、重さは、約28.5kg。55V型(4T-C55HV1)の本体サイズは、(約)幅122.8cm、奥行28.1cm、高さ77.5cm、重さは、約23kg。

一方、〈HN2〉(4K液晶テレビ)の本体サイズは、55V型(4T-C55HN2)が、テーブルスタンド装着時(以下同条件)で、(約)幅122.6cm、奥行26.3cm、高さ77.4cm、本体の重さは、約17.5kg。50V型(4T-C50HN2)の本体サイズは、(約)幅111.1cm、奥行21.7cm、高さ70.9cm、重さは、約14.5kg。43V型(4T-C43HN2)の本体サイズは、(約)幅95.7cm、奥行24cm、高さ62.2cm、重さは、約13kgとなっている。

編集部員のひとり言

2021年にmini LEDテレビの実用化が始まり、次世代ディスプレイ言われてから、はや4年が経過した。現時点でも、また有機ELテレビの方がキレイだと言うが、テレビを観る環境によって、それは違うように思われる。有機ELテレビは、映像美が素晴らしく、黒の映えがキレイだ。部屋を暗くして映画を観るのであれば、有機ELに軍配が上がるだろうが、一般的なテレビの視聴スタイルは、部屋を明るくして見ることが多い。家族でテレビを観るのに、部屋を暗くして見る家族の割合は、あまり高くないだろう。そして、部屋を明るくしてテレビを観るのであれば、miniLEDの画質も、素晴らしくキレイになっている。今回紹介したシャープのテレビは、とにかくキレイの一言に尽きる。これなら、価格帯の高い有機ELテレビをセレクトしなくても、十分に映像を楽しむことができる。予算に余裕があるのであれば、85インチなど超大型テレビの導入も夢ではないだろう。ただ、映画を大画面で視聴するのがたのしみ、という人であれば、有機ELテレビをセレクトするという選択肢もアリだろう。家族構成や使用環境によって、選ぶことで、より良い映像体験をすることができるので、自分の視聴スタイルに合わせて選ぶことをオススメする。

  • 発売日:10月11日より順次(85V型・4T-C85HV1の発売は、10月25日)
  • 予想実売価格(税込):HV1ライン・85V型=55万円程度、75V型=39万6000円程度、65V型=28万6000円程度、55V型=24万2000円程度/HN2ライン・55V型=20万9000円程度、50V型=18万7000円程度、43V型=17万1000円程度
  • シャープ(公式サイト):HV1ラインHN2ライン
シャープ株式会社
液晶テレビ / 有機ELテレビ AQUOS シャープの液晶テレビ/有機ELテレビ AQUOS の公式サイトです。8Kの大型モデルから、4K高画質モデル、ハイビジョンのベーシックモデルまで。

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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