［シャープ］ライカカメラ監修のカメラを搭載したハイエンドスマートフォン「AQUOS R9」発売！

2024-06-30

シャープは、スマートフォンの最新モデルとして、ハイエンドモデルとなる「AQUOS R9」とベーシックモデルの「AQUOS wish4」をグローバルモデルとして日本のほか、台湾・シンガポールにおいて、7月上旬以降、順次発売、展開する予定だ。

「AQUOS R9」は高性能な最新CPU「Snapdragon7+ Gen 3 Mobile Platform」と、従来モデル比、約1.5倍となる12GBの大容量RAMを搭載しているのが特徴で、ゲームや動画などデータ容量が大きいアプリを複数起動させても、滑らかな動作で快適にコンテンツを楽しむことができる。データ容量の大きいグラフィック表示など、負荷のかかる状況ではROMの最大8GB分を仮想メモリ化し、RAM容量を補うことも可能としている。放熱システムには、超薄型放熱部品のベイパーチャンバーを同社のスマートフォンとしては初めて搭載。長時間の動画撮影など負荷のかかる処理を行う場面でも軽快に動作してくれる。

カメラ機能は、ライカカメラ社が監修しており、1/1.55インチのイメージセンサーとライカのレンズ「ヘクトール」を搭載。光学式手ブレ補正にも対応し、ブレやすい夜間でも鮮明な写真を撮影可能となっている。また、被写体を追尾し続けるオートフォーカス（AF）にも対応しており、被写体の動きがあるシーンでもシャッターチャンスを逃さずに捉えてくれる。背面にセットされているカメラは、一つが標準カメラ、もう一つが広角カメラとなっている。有効画素数は、標準カメラ、広角カメラ及びインカメラのいずれもが5030万画素となっており、解像感の高い写真を撮ることができる。

「AQUOS R9」には、史上最大サイズのステレオスピーカーと、約6.5インチフルHDのPro IGZO OLEDディスプレイを採用しており、サウンドの迫力やディスプレイの明るさが大幅に向上している。スピーカーを上下に配置し、それぞれの音が干渉しないよう、スピーカーを本体内部の機構から独立させたBOX構造とすることで、大迫力でありながらクリアなステレオサウンドを実現している。さらに「Qualcomm Snapdragon Sound」によるオーディオのロスレス伝送にも対応し、ワイヤレスイヤホンの使用時でもCD相当の高音質で音楽を楽しめるようになっている。最大240Hz駆動のPro IGZO OLEDディスプレイは、動画視聴において残像感のない映像を楽しむことができるだけでなく、全白輝度1500ニトの明るさを実現していることで、屋外など明るい日差しの下でも、薄暗い場所でも見えやすくするなど、視認性を向上させている。

**スピーカーを上下に配置し、本体内部の**
**機構から独立させたBOX構造にしている**

**超薄型放熱部品のベイパーチャンバーを**
**同社のスマートフォンとしては初めて搭載**

デザイン面も考慮されており、デザイナー・三宅一成氏が設立した「miyake design」監修によるデザインに一新。背面カメラを囲う円でも四角でもない＂自由曲線＂が印象的なデザインとなっている。本体フレームには再生材アルミを使用し、美しさと環境への配慮を両立しているのもポイントといえる。

本体カラーは、グリーンとホワイトの2色を用意。OSはAndroid 14、内蔵メモリはRAM 12GB/ROM 256GB、バッテリー容量は5000mAhとなっている。

一方「AQUOS wish4」は、スマートフォンを初めて手にするという人にも安心の機能が充実したベーシックモデルだ。約6.6インチの大型ディスプレイを搭載し、大きく見やすい表示にしたことで、学習や調べものにもより便利に使えるようになっている。画面にはコンクリート上への落下想定試験をクリアした強化ガラスを採用しており、路上で不意に落としてしまっても割れにくく丈夫なのも心強い。本体は米国国防省の調達基準「MIL-STD-810H」に準拠しており、防水や防塵にも対応、高温・低温環境や衝撃にも強く、日常生活で気兼ねなく使える仕様になっている。また、汚れてもハンドソープでの洗浄やアルコール除菌シートでのふき取りができるので安心だ。

バッテリーは「AQUOS wish」シリーズで最大容量となる5000mAhバッテリーを搭載。フル充電から1日1時間の利用であれば、1週間使用することが可能となっている。

有効画素約5010万画素の高画質なカメラには、AQUOS独自の画質エンジン「ProPix lite」を搭載。夜景やポートレートもくっきりと鮮明に撮影することが可能で、被写体やシーンに合わせて自動で撮影モードを選択する「AIオート」や、暗い場所でもピントを合わせやすくしてくれる位相差AFにも対応している。インカメラもHDR撮影に対応しており、シャッターボタンを画面内の押しやすい位置に動かせる「フローティングシャッター」と組み合わせることで、自撮りもこれまで以上にキレイな画質で手軽に撮ることができる。

デザイン面は、「AQUOS R9」同様、「miyake design」監修によるデザインにて仕立てられている。さらりとした心地よい手触りの質感と丸みのあるデザインに、ナチュラルな風合いのカラーを採用。筐体に再生プラスチック材を約60%使用し、環境にも配慮している。

本体カラーは、ブルー、ホワイト、ブラックの3色を用意。OSはAndroid 14、内蔵メモリはRAM 4GB、ROM 64GBとなっている。

今回のAQUOSスマートフォンは、グローバル展開を視野に入れた力の入ったモデルだ。特に「AQUOS R9」は、ハイエンドモデルというだけあって、カメラには、ライカ社監修のカメラを使用し、画面には、有機ELディスプレを採用。スピーカーは、ドルビーアトモスに対応するなど、しっかりとポイントを押さえている。ベーシックモデルの「AQUOS wish4」も有効画素約5010万の高画質カメラを搭載するなど、エントリーモデルとは思えない質の高さを感じる。Androidスマホの中でAQUOSスマートフォンは安心感のあるブランドなだけに、有力な購入候補になるに違いない。

●発売日：AQUOS R9＝7月中旬、AQUOS wish4＝7月上旬　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　●予想実売価格（税込）：AQUOS R9＝10万円程度、AQUOS wish4＝3万円程度（いずれもSIMフリーモデルの価格）　　　●シャープ公式サイト：AQUOS R9、AQUOS wish4

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。