「シャープ」コンパクトなのにこれ1台で没入感のある立体音響が楽しめるサウンドバー

シャープは、サウンドバーの新モデルとして「AQUOSオーディオ HT-SB700」を発売した。本製品は、テレビと連携することで迫力のあるサウンドを楽しめるバータイプのスピーカーで、横幅52㎝のコンパクトサイズだから限られたスペースにもスッキリと置くことができるモデルとなっている。

コンパクトな設計ながら、立体音響技術の「Dolby Atomos(ドルビーアトモス)」を採用することで、音楽や映画などのBGMや効果音、さらにはセリフなど臨場感のあるサウンド体験ができる。

本体に設置されるスピーカーは、全部で4つ。前面に音を出すフロントスピーカーに加え、上向きのハイトスピーカーを搭載している。ハイトスピーカーは、前向きに20°傾斜させることで、音を天井方向に放出するため天井で反響した音が聴く人を包み込むかのような音場を創り出してくれる。一方フロントスピーカには、バスレフダクト構造を採用しており、低音域をの表現力を高めている。

テレビとの接続は、HDMIケーブル1本で行うことができるなど、とても手軽に設置ができる。また、テレビと周辺機器との連携機能「AQUOSファミリンク」にも対応しているから、テレビのリモコンから、本製品の音量操作やサウンドモードの切り替え操作が可能となっている。また、電子番組表の番組情報を読み取って視聴している番組に適したサウンドモードを自動で選択してくれる「ジャンル連動」機能も搭載している。

本体サイズは、幅52㎝、奥行き11.3㎝、高さ7.2㎝、重さは、約1.7㎏。総合出力は、70W(フロントスピーカー20W×2、ハイトスピーカー15W×2)。チャンネル数は、2.0.2ch。端子は、入力が角型光入力×1、ステレオミニジャック×1、出力がHDMI(eARC/ARC)×1。音声フォーマットは、Dolby Digital、Dolby Digital Plus、Doby TrueHD、Dolby Atmos、MPEG-2AAC/PCM(最大7.1ch)に対応。Bluetoothコーデックは、SBC/AACに対応する。

先日、量販店のテレビ売り場に行った時のことなのだが、並んでいるテレビのサイズに驚いた。軒並み大型サイズ(50V型以上)のモデルがズラリと並んでいる。もっとも大きなサイズのモデルになると100V型もあり、もう映画館さながらの様相を呈していた。最近のテレビは、画面サイズもさることながら画面の厚みがとても薄いのが特徴。壁かけにすれば、それこそ絵画を飾っているかのように設置することができる。これだけ筐体がスリム化されると気になるのがサウンド面だ。20年前のプラズマテレビを使用している私にとっては、どのモデルのサウンドも少々寂しく感じる。そんな時に便利なのがサウンドバーだ。バータイプのスピーカーをテレビの前に設置するだけで、迫力のあるサウンドが楽しめる。大型テレビの購入を検討する際は、合わせてサウンドバーの導入も検討することをオススメしたい。

●実売価格(税込):2万6730円程度                                      ●シャープ:サウンドバー「AQUOS オーディオ」HT-SB700

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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