[シャープ]スキマ時間の勉強にも役立つ!辞書機能に加え学習機としての機能も強化した電子辞書
シャープは、カラー電子辞書「ブレーン」の最新モデルとして「高校生(学習機能強化)モデル PW-S3」を2月21日に発売する。本製品は、辞書としての機能だけでなく、「学習機」としての機能も搭載したのが特徴のモデル。通学時や休憩時間などのスキマ時間にもゲーム感覚で楽しみながら本製品を活用することで、学力アップと学習習慣の定着を図ることができる。
本製品では、学習機能を一覧で表示する「学習メニュー」をホーム画面に新たに採用しており、学習機能に対応した171のコンテンツの中から使いたいコンテンツに素早くアクセスすることができる。「学習機」の機能としては、英単語の意味や用語の一部を隠しながら覚える「暗記ツール」や、本製品に英文で話してそれを録音することで自分の発音を採点することができるコンテンツなども用意されている。
また、英単語の和訳を4択から選ぶクイズ方式の「4択学習」機能を新たに搭載。10問を1セット形式にすることで、短時間で取り組むことができる。間違えてしまった問題は、後で再トライできるなど復習にも便利に使える。本体を回転させれば、縦型の学習スタイルに変更できるため、スマートフォンをいじる感覚で勉強することもできる。
辞書としての機能は、英和辞典をはじめ、国語辞典、古語辞典、日本史・世界史辞典、物理辞典、化学辞典など6教科に対応しており、多くの高校で推薦される辞書を豊富に収録。英語においては、「ウィズダム英和辞典」や「コンパスローズ英和辞典」など英語学習に役立つ辞書が入っているほか、「ジーニアス英和辞典 第6版」は、用例を追加して約10万の例文を収めるなど、単語や使用例への理解促進にも役立たせることができる。また、「リーダーズ英和辞典」「リーダーズ・プラス」や「ロングマン連語類語辞典」など、英語力を身につけるために必要なハイレベルな英語辞典も収録している。
本製品には、見出し語だけでなく、説明文中の言葉まで検索できる「探求検索」機能も搭載されている。「探求検索」機能は、見出し語のみの検索に比べて、検索できる語句の範囲が格段に広がるため、より多くの情報を収集することができるため、理解の幅を広げられるとしている。
使用時間は、従来モデルでも使用されていたリチウム充電池を採用することで、連続で表示できる時間を約140時とし、連続使用時間は約70時間としている。1回の満充電にかかる電気代は、約0.53円で、月3回充電したとしても、高校3年間に必要な電気代は約58円ととても経済的だ。
本体サイズは、幅152.4mm、奥行き94.5mm、厚さ18.4mm、重さは、約260g(リチウム充電池、タッチペン含む)。表示画面サイズは、5.5型 WVGA⁺ TFTカラー液晶。使用可能時間は、連続表示が、約140時間、連続使用が、約70時間。内蔵メモリーは、約200MB。記録媒体は、microSD/microSDHC(最大32GB対応)。収録コンテンツ数は、277コンテンツとなっている。
スマートフォンで何でもできる時代に、あえて電子辞書を持つことの意味を考えてみる。スマートフォンは、YouTubeやSNSなど誘惑が多い。ちょっとした調べごとには便利かもしれないが、いざ勉強に使おうと思っても、効率的な使い方がわからなかったり…。そう考えると、やはり電子辞書の存在意義、所有する意味は確かにある。特に本製品には、「学習メニュー」も搭載しており、勉強をゲーム感覚で進められるなど、飽きの来ない工夫が施されているから、仮に受験生ではない大人が所有するのもアリだと思うのだが…。
●予想実売価格(税込):5万9400円程度 ●シャープ:Brain(ブレーン)PW-S3-K
※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。