[シャープ]発売20周年を迎えるウォーターオーブン「ヘルシオ」 新たな機能を搭載したモデル3機種を発売!

シャープは、ウォーターオーブン「ヘルシオ」の新モデルとして「AX-LSX3B」「AX-RS1B」「AX-N1B」を発売した。今年の9月に発売20周年を迎える「ヘルシオ」は、経済評論家の勝間和代氏も愛用しており、氏の提唱する「ロジカルクッキング」に最適なんだとか。これは簡単にいうと、論理に基づいた塩分や温度、切り方で調理すれば、誰でも確実においしいものが作れる調理方法で、それによっておいしいことはもちろん、自分の時間ができるのがメリットだという。

AX-LSX3B
AX-RS1B
AX-N1B

食品の脱油・減塩・栄養素保持などの効果により健康調理とおいしさを両立するウォーターオーブン「ヘルシオ」は、オーブン加熱の約8倍の高い熱量で、冷凍食品も上手に加熱できる過熱水蒸気技術や、ユーザーの調理履歴からおすすめのメニューを提案するAIoT機能などにより支持され、2004年の発売以降これまでに累計約280万台を出荷している。

初代ヘルシオ(右)とヘルシオホットクック(左)
1968年業界初、家庭用電子レンジの過熱の終了を
知らせる音として"チン"と鳴る仕組みを採用したモデル

3機種共通の機能「まかせて調理」は、従来モデルの機能をさらに進化させて搭載させた機能。これは、温度の低い方に多くの熱を与える過熱水蒸気の特性を活かし、食材の温度や分量を見極めることができる2つのセンサーと組み合わせることで、冷凍・冷蔵・常温といった温度帯や分量が異なる食材を同時に調理しても、加熱ムラを抑えてそれぞれの食材を食べごろに仕上げてくれるというもの。好みの食材を角皿に並べて、調理方法を選んでスタートさせればOKだ。

最上位モデルの「AX-LSX3B」では、「まかせて調理」の調理終了後最大30分間あたたかい状態を保持する「ほかほかキープ」を新たに搭載。ユーザーから「『まかせて調理』は便利なので、ほかのおかずの準備や別の家事の完了と、できあがりのタイミングを合わせてあたたかいまま食べられると嬉しい」との声があったことをヒントに開発。「まかせて調理」の「網焼き・揚げる」と「焼く」の調理法で1段調理をおこなう際、スタート時に「+ほかほかキープ」を選択すれば、できあがり後、「ほかほかキープ」に自動的に移行する。適度な蒸気により、食材の乾燥を防ぎながら保温するので、ほかのおかずの完成に合わせて食卓に並べられるほか、家族の帰宅時間に合わせたり、育児などの別の家事を終わらせたりしたタイミングで、あたたかい状態の食事を食べられるのは画期的な機能といえる。

「AX-LSX3B/RS1B」には、「少量のおかずを作るときに、使いやすい角皿が欲しい」との声を受け、少量(1~2人分)のおかずを手軽に調理できる「らくグリ!調理」を新たに搭載。取り扱いやすい小型サイズの「ヘルシオトレー」を新たに付属しており、食材をのせた「ヘルシオトレー」を庫内にセットし、自動メニューを選択してスタートボタンをタッチすれば、簡単にグリル調理をつくることができる。複数のおかずや食材をまとめて調理できるため、副菜がもう1品欲しいときや、残りものの食材を使いきりたいときなど、便利に使える。なお、「らくグリ!調理」機能を使えば、「ハンバーグ&添え野菜&ゆで卵」、「ごろごろ野菜焼き」などのメニューのほか、「まかせて調理」の「焼く」のメニューを参考に自分流にアレンジして手軽に調理することも可能となっている。

らくグリ!調理」を新たに搭載している
付属のヘルシオトレー
ごろごろ野菜焼き
ハンバーグ&添え野菜&ゆで卵

今回、「ヘルシオ」ユーザーから人気で使用頻度が高い機能を搭載したヘルシオのベーシックモデルとなる「AX-N1B」を、ラインアップに追加。過熱水蒸気を使った「まかせて調理」の「焼く」の調理法や、「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」のうち、揚げたてのような食感に仕上げる「揚げたてサックリ」、表面は香ばしく中はふんわりとした「焼きたてパンふんわり」など、特に使用頻度の高い機能を厳選して搭載している。

その他の特徴としてはオーブンレンジに搭載し好評な「ワンディッシュごはん」「ワンディッシュヌードル」を「ヘルシオ」にも新搭載。蒸気を検知してかしこく加熱してくれる「らくチン!(絶対湿度)センサー」により、食材、調味料、ごはんやゆでめんなどをお皿にのせて、レンジの自動加熱をスタートさせるだけで調理が可能だ。

また、「ヘルシオ」は、全機種無線LAN接続に対応しているので、「COCORO KITCHENレシピサービス」を活用すれば、約300ものメニューが利用できるなど、簡単な操作で調理をおこなうこともできる。購入後も新しいメニューを増やせるほか、メニューをテーマごとにまとめた「クックリスト」では、ユーザーのメニュー選びをサポート。クラウド上には、内蔵メニューを含む約1400もの豊富なメニューをアップしている。

最上位モデルの「AX-LSX3B」は、カラーはプレミアムブラックとブラストメタルホワイトの2色を用意。外形寸法は幅490mm、奥行430mm、高さ420mm、本体質量は約23kg。「AX-RS1B」は、カラーはダークメタルとマットホワイトの2色を用意。外形寸法は幅500mm、奥行435mm、 高さ390mm、本体質量は約22kg。ベーシックモデルの「AX-N1B」は、カラーはマットブラックのみ。外形寸法は幅500mm、奥行435mm、 高さ390mm、本体質量は約21kgとなっている。

水の力で焼き上げるという「ヘルシオ」が発売された当初は画期的過ぎてかなりのインパクトがあったが、あれから20年も経ったとは正直驚きだ。今でもまだまだ進化を続けており、今回の新製品も日々の料理に新たな価値を与えるに違いない。ちなみに、経済評論家の勝間和代氏は、おいしい料理をつくるにはロジックがあることに気が付き、ヘルシオとヘルシオホットクックに出会いから、おいしい料理が作れるようになったのだとか。

経済評論家の勝間和代氏、自宅では2台のヘルシオを使用するなど、ヘルシオのヘビーユーザーだ

●発売日:AX-LSX3B、AX-RS1B=6月20日、AX-N1B=7月25日                          ●実売価格(税込):AX-LSX3B=21万2300円程度、AX-RS1B=16万2800円程度、AX-N1B=11万8800円程度(予想)                                                         ●シャープ(公式サイト):AX-LSX3BAX-RS1BAX-N1B

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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