[シャープ]生成AIを活用した「ヘルシオ」来月発売! キャラクターが調理の悩みに応えるサービス「クックトーク」に対応

シャープは、ウォーターオーブン「ヘルシオ」の新製品として「AX-N1C」を8月26日に発売する。本製品は、ヘルシオユーザーによく使われる機能を厳選して搭載したベーシックモデルに当たる。

「ヘルシオ」は、過熱水蒸気を使って最初から最後まで調理することにより、食材に適度なうるおいを与えることにより、おいしい仕上がりを実現してくれる。そもそも過熱水蒸気とは、100℃を超える温度に加熱された水蒸気のことで、高い熱量により、食品に効率よく熱を与えて、焼く能力が高いのが特徴だ。最初から最後まで水のチカラで調理することで、焼き目をつけながらも食材の中心までしっかり火を通し、食材に触れて水に変わることで適度なうるおいを与えることが可能となっている。

今回の新モデルで新しく導入されたのが、生成AI技術の活用により、キャラクターが調理の悩みに応える「クックトーク」に対応するようになったこと。無線LANに対応し、スマートフォンと連携することができるため、献立決めや調理手順、「ヘルシオ」の使いこなしかたなど、スマートフォンなどから問いかけると、生成AIによって自然な会話でアドバイスをしてくれる。テキストはもちろん、音声での対話にも対応するので、気軽に問いかけが可能だ。気に入ったメニューの加熱情報を「ヘルシオ」に送信できるので、調理時に必要な加熱の設定もカンタンになるなど、とても便利。

ベーシックモデルである本製品では、食材の温度帯(冷凍・冷蔵・常温)や分量に応じて、火加減や調理時間を自動で調整する「まかせて調理」の中から、「焼く」の調理法に対応しており、ハンバーグやムニエルなどを手軽においしく調理することができる。メインと一緒に付け合わせも同時調理がOKで、メインの食材は冷凍でもそのまま調理可能。面倒な設定をしなくてもキーを押すだけで、ほったらかしでおいしく調理をしてくれる。

お惣菜なども、まるでできたてのような仕上がりにあたため直せる「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」も搭載し、「揚げたてサックリ」、「焼きたてふっくら」、「焼きたてパンふんわり」に対応している。帰宅時間がずれた家族のごはんや、テイクアウトした料理やファストフードも、作りたてのようなおいしさに復元。さらに冷凍したものもおいしくあたためることができる。

「らくチン1品」は、食品があたたまることで発生する蒸気を検知して、仕上がりを判定するらくチン!(絶対湿度)センサーにより、1人分でも4人分でも分量設定不要で自動で調理できる機能。本製品から新しく、冷凍食材を使ったメニューにも対応しており、冷凍のカット野菜などを使って、より手軽に副菜などを作ることが可能だ。

使いやすさにも配慮されており、その中でも、ドアに搭載された機構に注目。ドアを閉める際に途中で手を離してもやさしく閉まる「ソフトダンパー」を採用していることが、特筆すべきところ。一般的なドアは、ダンパーのバネが強く、ドアを閉める際に手を離すと、かなりの勢いで閉まってしまう。それを「ソフトダンパー」で抑えているというのだから、何とも、ユーザーに優しい仕様になっている。

本体カラーは、マットブラックとホワイトの2色を用意。外形寸法は、(約)幅495mm、奥行445mm、高さ390mm、本体の重さは、約21kgとなっている。

ここのところ、AIの台頭には目を見張るものがある。AIによりさまざまなことが便利になり、AI無くしては生活が成り立たないのでは?と思うほどだ。そんなAIは、調理においても便利に活用できるようになっている。本製品のように生成AIによって、献立を考えてくれたり、アドバイスをしてくれるのは、忙しい現代人にとっては、とても重宝する機能のうちの一つだと思われる。本製品は、ベーシックモデルでありながらも最新の生成AI技術を活用することにより、便利で楽しく調理ができるような印象を受ける。こう暑い日が続くと、調理をすることも億劫になりがちだが、AI機能を搭載した本製品を使ってこの暑い夏を乗り切るというのも十分にアリではないだろうか。きっと、想像以上の働きをしてくれるはずだ。

シャープ株式会社
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※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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