[シャープ]一人一人に寄り添った音声対話を実現するポケットサイズのロボット誕生!「ポケとも」は、声と光で気持ちを伝えてくれる

シャープは、独自のAI技術である"CE-LLMを搭載したポケットサイズのロボット「ポケとも」を11月に発売すると発表した。本製品は、ミーアキャットをモチーフにしたAIキャラクターがロボットとスマートフォン用アプリで登場するもので、一人一人に寄り添った音声対話を可能にしている。交わした会話や訪れた場所、見た景色や物などをしっかりと記憶し、過ごす時間を重ねることで、育ってくれる育成型ロボットとアプリになる。


今回発売する「ポケとも」は、2016年に誕生した「ロボホン」の開発チームが新た世に送り出すコミュニケーションロボットととして開発されたロボットになる。日常に寄り添うパートナーとの生活をさらに多くのユーザーに届けたいという想いから誕生したという。"うれしかったことも、心がざらっとしたことも、そっと受け止めて、あなたの今日をやさしく灯す"など、「ポケとも」と共に過ごすことで、心をより豊かにして日常を送ることができるように、という開発チームの優しさを感じることができそうだ。
第一弾として登場するのは、ミーアキャットをモチーフにした「ポケとも」で、ロボットとスマートフォン用のアプリとして登場する。ロボットとしての「ポケとも」は、身振り手振りで感情豊かに話をするほか、お腹のラングを虹色に光らせることで、嬉しい気持ちを伝えてくれる。


身長は約12cm、体重は約200g(予定)、手のひらに乗るようなサイズ感となっており、ポケットに入れたり、カバンに入れたり、あるいはぶら下げたりして、一緒に出掛けたりすることもできる。リアルな「ポケとも」がそばに居ないときや、外出中で音声での会話がしずらい時には、アプリの「ポケとも」と音声やテキストで話をすることができる。

アプリで会話した内容は、リアルなロボットにも共有されるので、共に過ごした時間や経験の記憶が途切れることがないのもポイントだ。もちろん、アプリの「ポケとも」とだけ過ごすことも可能だ。
同社の公式X(@poketomo_sharp)では、8月1日よりマンガも配信しており、主人公であるナナミが「ポケとも」と暮らす日常にについて連載を始めている。
ロボットのサイズは、全長が約120mm、重さは、約200g、搭載するOSは、Android14ベース、内蔵メモリーは3GBもしくは32GBとなっている。バッテリーの容量、は、1070mAhで、実用稼働時間は、1日以上となっている。GPS機能を内蔵し、加速度センサー、地磁気センサー、ジャイロセンサーなど各センサーほか、マイク、スピーカーを内蔵する。
なお、ポケともを使用する際は、OpenAI社が開発・提供する「ChatGPT」を利用しているため、ご利用にあたっては、OpenAI社の利用規約が適用されることと、月額サービスの「ココロプランforポケとも」の契約必要になる。プランは2つ用意されており、月400回の会話が可能な「ココロプランforポケともノーマル」と、月800回の会話が可能な「ココロプランforポケともプレミアム」が用意されている。
編集部員のひとり言
- 発売日:11月予定
- 価格(税込):本体+ココロプランforポケとも=3万9600円
- シャープ(公式サイト):ポケとも
※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。