「Sinn」クラシカルなクロノグラフの新作は、現代のライフスタイルにあわせた仕様と60年代モデルのデザインを踏襲して完全復刻!

ホッタは、ドイツ・Sinn(ジン)社が作る腕時計の新モデルとして「103.St.Ty.Hd」を発表した。発売は2024年初夏を予定し、発売予定価格は66万円(税込)となっている。

本製品は、クラシックなパイロットクロノグラフとして1960年代半ばよりSinnのコレクションに加わった“103”シリーズ初期モデルをオマージュした腕時計で最新の品質基準で仕上げられているモデル。20年ぶりに発売する”103シリーズ”の手巻ムーブメントを搭載したSinnの腕時計は、風防に衝撃耐性のあるアクリルガラスを採用し、約58時間のパワーリザーブを備えた手巻きムーブメントを搭載するなど、注目の製品といえる。

優れた視認性、刻時・計時精度を誇るシンプルなダイヤルを備えた実用的なパイロット・クロノグラフ
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デザインは、1960年代後半に製作された“103”初期モデルの特徴を踏襲する

シルクマットのブラックの文字盤には、3時位置に30分積算計、6時位置が12時間積算計、9時位置にスモールセコンドを配置するというクラシカルなトリコンパックス・クロノグラフを採用し、ライトイエローのインカウンターをV字型に左右対称に配置することで、バランスのとれた美しさと独創的なデザインを生み出している。また、クロノグラフ秒針と分針はダークレッドで強調しており、クロノグラフ30分計目盛りも赤と黒でデザインすることで、視認性を高め、時間をより速く読み取ることができるよう配慮されている。このようなデザインの特徴は、すべて1960年代後半に製作された“103”の初期モデルのデザインを踏襲するものだ。

もうひとつ注目したいポイントは、ライトイエローのインナーベゼルに記されたタキメータースケール。ベゼルの内側に細かく刻まれた目盛りと数字は、時速60kmから時速600kmまでの速度を手動で正確に計測したいという愛好家の要望に応えるもので、これも“103”の初期モデルに想いを重ねるもの。なお、20気圧までの防水性と耐圧性を備えるなど、日常生活における高い実用性も確保している。

面が丁寧にとられたアプライドインデックスと夜光塗料を塗布されたインデックスと時分針で視認性を高める

主な仕様は、本体サイズが縦41mm、厚さ14.8mm、重さは59g。防水規格は20気圧防水、DIN 8310準拠している。使用ムーブメントはセリタ SW 510 M(手巻きムーブメント)でパワーリザーブ約56時間。ストラップはグリーンボアレザーとブラックボアレザーとなっている。 

手巻きムーブメントは、セリタ SW 510 M。 23石で28,800 振動、パワーリザーブは約56時間
限定モデル専用のボックスも用意されている

美しいデザインと高い実用性。Sinn愛好家も、クロノグラフ好きも要チェック

本機の全ては、時計としての実用性に対する飽くなき追求された、Sinnの歴史に名を刻む特別な時計であることは間違いない。発売予定は2024年初夏となっているので、ぜひチェックしておきたい。世界で1000本だけの限定モデルということをお忘れなく。

●価格(税込):66万円
●Sinn:「103.St.Ty.Hd」製品紹介サイト

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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