[HiDock]会議の内容を録音してAIが自動で文字起こしと要約をしてくれる ChatGPT連携AI要約ボイスレコーダー登場!

オーディオハードウェアメーカーのSugr Technology Hong Kongは、同社が展開するオーディオブランド「HiDock(ハイドック)」より、ChatGPT連携のAI要約作成と11in1のオーディオドック機能を1台に集約したモデルとして「HiDock H1」を応援購入サイトMakuakeにて、先行販売を行っている(先行販売は4月29日まで)。

カラー:プラチナグレー
カラー:スレートグレー

本製品は、高音質の録音から、AIによる文字起こし及び要約をワンタッチ操作で簡単に作成することができる製品で、ChatGPTとの連携により議事録などをお任せで作ることができてしまうという製品になる。マイクロソフト社やAmazonアレクサにも認められた、独自の双方向ノイズキャンセリング(BNC)機能により、録音も通話もこれまでにないほど鮮明かつ高音質を実現している。最大4時間の連続録音が可能で、最大約1000時間分もの音源を保存しておくことができるなど、大事な会議でも安心して使用することができる。

また、複数人の会議においても、話者を識別して、生成した内容を表示し、さらに録音中において重要だと感じた際にはボイスマーカーにタッチするだけで、議事録で自動的にハイライト表示をしてくれる。

さらに、現場の音声だけでなく、内部音声の録音にも対応しており、有線でパソコンに接続したり、Bluetoothを介してスマートフォンと接続すれば、すぐに録音を開始することができる。対応するアプリは、Zoom、Teams、Google Meet、Discord、FaceTime、Skype、WhatsAppなどで、内部で連携することで録音や出力が可能となっている。なお、文字起こしのを行う場合は、パソコンとの有線接続が必要だ。

付属のワイヤレスイヤホンを使えば、机を離れていても録音やミュートなど全ての操作がイヤホンから行えるため、自由なワークスタイルを可能にする。

セキュリティ体制もしっかりとしており、録音データはすべて暗号化して本体に保存される。また、ネットに繋がっていない単体のデバイスなどで、USB接続でPCに接続する、もしくはBluetoothでスマートフォンに接続しない限りネットを通じてデータが勝手に収集されることもない。

本体を持っていれば、CahtGPTによる文字起こしや要約、ボイスマーカーは、無料で行えるが、話者識別機能や共有機能、プレミアムAI要約については、有料オプションとなっている。なお、有料オプションの価格は、応援購入サイトMakuake限定にはなるが、1200分(20時間)で1980円、12000分(200時間)で7350円、使用制限なしのプランが用意されている。(一般販売の際は、価格が変動する可能性あり。)

本体サイズは、幅178mm、奥行き93.5mm、高さ72.4mm、重さは、520g。接続ポートは、USB-Type C×2、USB-Type A×2、HDMI×2、2.5ギガビットインターネット端子×1、DC電源×1、USB-Type Cアップストリーム×1、SDカードスロット×1、microSDカードスロット×1、の11ポートを装備。本体カラーは、スレートグレーと、プラチナグレーの2色を用意している。

会議の内容を録音する製品は、これまでもいろいろと発売されてきたが、会議の内容を自動で文字おこしを行い、議事録を生成してくれるというのには、驚かされた。イヤホンのノイズキャンセリング機能を使えば、よりクリアな音で録音することができることは、想像できるし、翻訳機能などを応用すれば、文書の自動生成もなんとなくできそうな感じはしていた。しかし、ChatGPTの機能を利用することで、議事録を自動生成、有料バージョンにいたっては、話者別に記録を残すことができるというのだから、恐れ入った。ChatGPTが今後もっと進化したら、一体どんな製品が出てくるのか、楽しみでもあり、恐ろしくもある。

●一般販売予定価格(税込):5万円                                       ●先行販売価格(税込):3万5900(1台)~6万4000円(2台セット)                        ●Makuakeプロジェクト:HiDock H1(先行販売は、4月29日まで)

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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