[スズキ]ジムにシリーズ初となる5ドアモデル、4月3日に発売! 悪路走破性を維持しながら後席の居住性・快適性もしっかり確保

スズキは、本格的な四輪駆動車の機能と走破性を併せ持つジムニーシリーズとしては、初となる5ドアモデルの新型「ジムニー ノマド」を4月3日より順次販売を開始する。
※2月3日現在、多数の注文により、生産能力を上回ってしまったため、しばらくの間注文を停止しています。


本車両は、「本格的な悪路走破性を持つ5ドア コンパクトクロカン 4×4」をコンセプトに、ジムニーシリーズ最大の魅力である悪路走破性を維持しながらホイールベースの延長やそれに伴うリヤドアの採用などにより、後席の居住性・快適性橋上を実現させた4人乗りのモデルとなっている。


外観では、ジムニーのシンボルである5スロットのフロントグリルにガンメタリックの塗装とメッキの縁取りを施すことで、上質感を演出してる。また、ボディ形状が、スクエアボディ形状にすることで、車両の姿勢や状況が把握しやすくなっていることから、車両感覚が掴みやすくなり危険回避性能を高めている。さらに、バンパーやフェンダーといったプロテクター部品は、無塗装樹脂を採り入れることで、石はねや泥はねがあった場合でもボディパネルが傷つくようなことが極力少なくてすような構成になっている。

内装は、運転にしやすさや各部の操作性にこだわった作りになっており、過酷な環境下での運転のしやすさを前提に作られているなど、機能に徹したデザインを継承している。後席は、しっかりと乗員が座ることができるように、シートに厚みを持たせ、ラゲッジには、荷物が滑りにくいカーペットを採り入れている。特に今回の新モデルでは、リヤドアの追加や、ホイールベースを340mmも延長したことにより、後席の乗降性居住性を向上させることに成功している。



今回、ホイールベースを340mm延長させることで、リアドアの追加に、後席の乗降性と居住性の向上を実現しているのが注目ポイントだが、単に延長させただけでなく、後席のヒップポイントを50mm後方に移動できたことで、後席に着座したさいの膝周辺のスペースが拡大し、更には、後席乗員間距離を90mm拡大することで、居住性を高めることができている。また、後席のヒップポイントを20mm高くし、シートクッションの厚みを確保するなど、快適な乗り心地や座り心地を実現している。
ホイールベースの延長は、荷室の延長にも繋がっており、「ジムニーシエラ」の4名乗車時の荷室床面長に対して、350mm拡大しているため、積載できる荷物の量も「ジムニーシエラ」と比較して格段に増えている。

ジムニーシリーズの特徴でもあるラダーフレームを今回の「ジムニーノマド」用に新たに作成しており、本格4WDによる優れた悪路走破性を継承している点も見逃せないポイントだ。居住性を確保しただけのモデルではなく、ジムニーらしく、しっかりと走りも継承している。

現代の車には必須となっている先進予防安全技術もしっかりと標準で装備。2つのカメラによる衝突被害軽減ブレーキシステムの「デュアルカメラブレーキサポート」を標準で装備。また、後退時のブレーキサポートとして、バックで駐車スペースに停める際など、誤ってアクセルを踏んでも抑制してくれる「広報誤発信抑制機能も採用している。さらには、高速道路での運転をサポートする、アダプティッククルーズコントロール(ACC)も標準で装備するなど、より安全にそして快適な移動を可能にする装備がしっかりと備えられている。
車両サイズは、全長3890mm、全幅1725mm、全高1275mm、車重は、1180㎏(5MT)/1190㎏(4AT)。搭載するエンジンは、水冷4サイクル直列4気筒 DOHC16バルブの給気形式はVVT、排気量は、1460㏄。最高出力は、102馬力、最大トルクは、13.3㎏fとなっている。
編集部員のひとり言
●発売日:4月3日(現在予約を一時停止中) ●価格(税込):265万1000円(5MT)、275万円(4AT) ●スズキ(公式サイト):ジムニー
※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。