[TCL]片手で使える消火器具「ファイヤーショーカスティック」累計販売本数3万本突破!簡単に使用できるから、いざという時に役立つ

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一部屋に一本、備えておきたい片手で使える消火器

ホワイトハウス(輸入車・自動車用品販売)の子会社であるTCLが販売する次世代型消火器具「FIRE SHOKA STICK」(ファイヤーショーカスティック)の販売本数が累計で3万本(日本での販売本数)を突破したと発表した。

50秒噴射タイプ
100秒噴射タイプ

「FIRE SHOKA STICK」は、イタリアで開発された製品で2024年に日本での販売が開始している。一般的な粉末剤や薬剤を噴射して消火する消火器とは異なり、無害な気体(不活性ガス)を噴射し、酸素を枯渇させることで消火するという消火器具になる。本体の重さが365g(100秒噴射タイプ)と軽量で、スリムな形状から邪魔になることなく備えやすく、いざというときには、素早く初期消火用として使うことができる。使用手順は4ステップだから、誰でも迷わず使用可能となっている。

本製品は、人体・環境に無害な不活性ガス(微細なカリウム粒子、窒素、水蒸気)による窒息消火のため、粉末を吸い込んでしまうリスクや粉末による汚損・酸化によるダメージを与えることがないのが特徴で、初期消火を行った後の清掃が簡便で、即座に現場の復旧がおこなえる。

本体の重さは、わずか365g(100秒噴射タイプ)となっており、一般的な消火器(約5㎏)と比べても非常に小型で軽量なため、女性やお年寄りなどでも簡単に取り扱えるようになっている点もポイントだ。

また、噴射時間が、一般的な消火器の噴射時間(約15秒)に対して、「FIRE SHOKA STICK」は、50秒/100秒(タイプにより異なる)と長めの噴射が可能なことから、再燃リスクを低減させ、消火の確実性を高めてくれる。なお、一度噴射したら手を放しても不活性ガスを放出し続けるので、「FIRE SHOKA STICK」を火元付近に置いたまま避難することもできる。

「FIRE SHOKA STICK」は、非加圧式で圧縮ガス等を使用していないため、経年劣化による圧力低下の心配がないことから、使用期限が15年と長いのも特徴だ。定期的なメンテナンスが不要で、粉末消火器でしばしば起こる転倒・誤噴射のリスクもなく、保管時の商品の向きも気にすることがないことから、横にして引き出しの中にしまっておくこともできる。

噴射する気体(不活性ガス)は非導電性のため、通電状態の電子機器にも使用することができる。また、一般的な粉末消火器では対応が難しいガス火災にも対応。火災の種類によっては、誤った消火用具を使用したために火災そのものを悪化さてしまうケースもあるが、本製品であれば、ほぼ全ての火災に対応するため、専門的な知識がなくても使用できるのも、この製品のポイントといえる。

本体サイズは、100秒噴射タイプが、全長33cm、直径が4cm、重さは365g。一方、50秒噴射タイプが、全長27cm、直径4cm、重さが265gとなっている。

https://youtu.be/1AxLt4Sjqss

編集部員のひとり言

もしもの備えとして、常備しておきたいのが消火器だ。モバイルバッテリーが爆発して火災を引き起こす事故は、少し前に話題になったが、今や身の回りには、バッテリーを使用していないものなどないと思われるほど、バッテリーの所有率及び使用頻度が高まっている。それに伴い、発火事故も起こりやすくなっており、充電していただけなのに、火災に見舞われた、といったことにもなりかねない。一般的な消火器は、粉末を噴射するため、消火後の始末が大変だが、本製品であれば、その心配もなさそうだ。不活性ガスによる窒息消火のため、出火元を汚すことがないという。また、噴射時間が長いのもこの商品の特徴で、噴射時間が長いことから、確実に鎮火させる確率が高まる。本体は軽量で、コンパクトなサイズだから置き場所にも困らないなど、一家に一つではなく、各部屋に一つ備えておきたいアイテムだ。使い方も簡単だというから、奇異になる方はチェックしてみてはいかがだろうか。クルマに常備しておくのもよいだろう。

  • 価格(税込);100秒噴射タイプ=1万9800円、50秒噴射タイプ=1万7600円
  • TCL(公式サイト):FIRE SHOKA STICK
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【公式】FIRE SHOKA STICK(ファイヤーショーカスティック) 「ファイヤー ショーカ スティック」は、一般的な消火器のような粉末、液体、泡の薬剤を使用せず無害の不活性ガスで消火するため、消火後も汚れないハンディ消火具です。

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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