[タイガー魔法瓶]転倒お湯漏れ新安全基準に適合したケトル発売! 蒸気の量が少ない省スチーム設計で安心・安全に使える

タイガー魔法瓶は、電気ケトルの新モデルとして「電気ケトル<QUICK&SAFE+(クイック&セーフプラス)> PCS-A080/A100」を発売した。本製品は、同社の電気ケトル史上最も軽量でコンパクト設計により、限られたスペースやキッチンでも置き場所に困らないモデルとなっている。

PCS-A080
PCS-A100

電気ケトルは、わずかな時間でお湯を沸かすことができるその便利さから、国内で急速に普及した家電製品だ。一方で、普及に伴い、小さな子どもによるやけどなどの事故が問題視されるようになっている。これに伴い、2021年経済産業省は「電気用品の技術上の基準を定める省令の解釈についての一部を改正する通達」により、転倒流水試験が追加されることになり、2024年8月以降、転倒流水試験条件を満たさないと製品の製造・輸入ができなくなることとなった。

同社の電気ケトルは、2008年の発売以降、すべての製品に「転倒お湯もれ防止」を搭載しており、Sマークの認証も取得している。Sマークとは、認証機関の検査により、電気製品として安全性が確認されたことを示すもので、今回新たに追加された試験には、ケトル発売当初からクリアしているなど、安全設計で作っていたことから、これまで通りの製法でも十分に基準に適合している。

本製品の最大の特徴は、なんといっても驚きの早さでお湯が沸くということだろう。カップ一杯分(140ml)であれば、わずか1分にも満たない時間(59秒)で沸かすことができる。1300Wというハイパワーの出力と、同社の独自技術により、とっ手部分に設置されている蒸気検知センサーまで、蒸気を最短経路で誘導。蒸気を検知し沸騰を知らせてくれる。わずかな時間でお湯を沸かすことができるので、忙しい朝や急な来客時にも便利に使える。

同社史上最軽量となるコンパクト設計は、「PCS-A080」(0.8L)は約0.64㎏、「PCS-A100」(1.0L)は、約0.7㎏と軽量コンパクトなモデルなので、持ち運ぶ際の負担が少なく、少量のお湯を沸かす時など、便利に使うことができる。

同社史上最軽量となるコンパクト設計になっている
「転倒お湯もれ防止」の搭載で、お湯がこぼれにくくなっている

また、本製品は、転倒お湯もれ新安全基準適合品ということもあり、万が一倒れた場合でもお湯漏れを最小限に抑えることが可能となっている。

そのほかにも、こだわりが満載で、例えばお湯の注ぎ口は、独自のドリップロジック構造を採用することで、狙った場所にブレずに注ぐことができるうえ、お湯の飛び散りも抑えることを可能にしていたり、また、本体の湯量が一目で分かるように、水量窓を設けており、外側からでもすぐに確認することができるようにしている。お手入れ性にも優れており、給水口を広くすることで、内容器の奥までしっかりと手を入れることを可能にしている。

独自のドリップロジック構造の採用で
狙った場所にブレずに注ぐことができる
水量窓を設けることで
湯量が一目で分かるようになっている
給水口が広いので、内容器の奥まで
しっかりと手を入れて洗うことができる

今回「PCS-A080/A100」と同じタイミングで、「蒸気レス電気ケトル<QUICK&SAFE+> PCV-A060/A080/A100/A120」及び、「蒸気レス電気ケトル<QUICK&SAFE+>PTV-A080/A120」も発売した。

蒸気レス電気ケトル<QUICK&SAFE+> PCV-A060/A080/A100/A120

「PCV」並びに「PTV」モデルは、「PCS」モデル同様、「転倒お湯漏れ防止」を搭載しており、新安全基準に適合していることは言うまでもない。「PCV」並びに「PTV」モデルの最大の特徴は、蒸気レスモデルになっていること。蒸気を本体の外に出さないので、より安全に使用することが可能なモデルとなっている。

「PCSモデル」同様「転倒お湯漏れ防止」を搭載している
「PCV」並びに「PTV」モデルは、蒸気レス構造を採用している

同社独自の技術「スピード蒸気検知」と「蒸気キャッチャー構造」によって、蒸気を本体の外に出さないようにしている。「この蒸気キャッチャー構造」は、発生した蒸気を蒸気キャッチャー内に作られた冷却通路を通ることで冷やされ、水滴となってお湯を注ぐときに合わせて注ぎ口から排出される仕組みになっている。

なお「蒸気レス電気ケトル<QUICK&SAFE+>PTV-A080/A120」は、6段階の温度調節が可能な、調節機能付きモデルとなっており、飲み物に合わせて6段階から温度調節が可能なダイヤル付きモデルとなっている。温度調節がダイヤル操作で簡単にできるので、必要な時に最適な温度でお湯を沸かすことができる。

蒸気レス電気ケトル<QUICK&SAFE+>PTV-A080/A120

[本体のサイズ]

  • PCS-A080:(本体のみ)幅15.3cm、奥行20.3cm、高さ16.6cm、重さは、0.64㎏。(本体+電源プレート)幅15.9cm、奥行20.3cm、高さ18.2cm、重さは、0.82㎏。定格容量は、0.6L。
  • PCS-A100:(本体のみ)幅15.3cm、奥行20.4cm、高さ18.5cm、重さは、0.7㎏。(本体+電源プレート)幅15.9cm、奥行20.4cm、高さ20.1cm、重さは、0.88㎏。定格容量は、1L。
  • PCV-A060:(本体のみ)幅16.1cm、奥行21.2cm、高さ15.1cm、重さは、07㎏。(本体+電源プレート)幅16.1cm、奥行21.2cm、高さ16.7cm、重さは、0.9㎏。定格容量は、0.6L。
  • PCV-A080:(本体のみ)幅16.1cm、奥行21.3cm、高さ16.9cm、重さは、0.73㎏。(本体+電源プレート)幅16.1cm、奥行21.3cm、高さ18.5cm、重さは、0.93㎏。定格容量は、0.8L。
  • PCV-A100:(本体のみ)幅16.6cm、奥行22.3cm、高さ19.8cm、重さは、0.8㎏。(本体+電源プレート)幅16.6cm、奥行22.3cm、高さ21.5cm、重さは、1㎏。定格容量は、1L。
  • PCV-A120:(本体のみ)幅16.6cm、奥行22.4cm、高さ21.3cm、重さは、0.84㎏。(本体+電源プレート)幅16.6cm、奥行22.4cm、高さ23cm、重さは、1㎏。定格容量は、1.2L。
  • PTV-A080:(本体のみ)幅16.1cm、奥行21.3cm、高さ16.9cm、重さは、0.74㎏。(本体+電源プレート)幅17.8cm、奥行21.3cm、高さ19.5cm、重さは、1.1㎏。定格容量は、0.8L。
  • PTV-A120:(本体のみ)幅16.6cm、奥行22.4cm、高さ21.3cm、重さは、0.85㎏。(本体+電源プレート)幅17.8cm、奥行22.4cm、高さ24cm、重さは、1.2㎏。定格容量は1.2L。

電気ケトルは、一度使うと手放せなくなるほど、便利なアイテムだ。ドリップコーヒーを淹れるときも、カップ麺を作るときも、容器に水をセットして、電源ボタンを押すだけでわずかな時間でお湯が沸く。それまでは、やかんに水を入れ、ガスレンジでお湯を沸かしていたわけで、沸くまでの時間、ガス台に張り付いていたわけだが、ケトルの場合は、その必要がない。沸騰すると、お知らせしてくれるから、その間、他のことができることから、一度使うと二度と手放せなくなるアイテムの一つだと感じている。しかし、便利さゆえに、大きな事故に繋がってしまうことがあることを知ると、便利と危険は、表裏なのかもしれないと感じた。その辺りは不測の事態に備えて作られている製品を選ぶに越したことはない。そういう意味において、今回の新製品は、いや今回に限らず、タイガー魔法瓶の電気ケトルは、発売当初から転倒時のお湯漏れ防止構造を採用しているとのことなので、万が一、お湯が入っている状態でケトルを転倒させてしまったとしても、お湯のこぼれるリスクは、限りなく低く抑えることができそうだ。便利さを求めることと同時に安全性にも配慮した製品選びがとても大事だと改めて感じた。

●発売日:9月1日                                               ●実売価格(税込):PCS-A080=6500円程度、PCS-A100=7000円程度、PCV-A060=7500円程度、PCV-A080=8000円程度、PCV-A100=8500円程度、PCV-A120=9000円程度、PTV-A080=1万4300円程度、PTV-A100=1万5400円程度                                                      ●タイガー魔法瓶(公式サイト):PCS-A080/A100PCV-A060/A080/A100/A120PTV-A080/A120

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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