[TIMEX]「キャンパー」第2世代モデル復刻!シンプルでタイムレスなデザインで日常使いに最適化されたブラックフェイスの小径ミリタリーウォッチ

TIMEX(タイメックス)は、第2世代モデル「Camper 34mm」を復刻したモデルを発売した。カラーはオリーブ、ブラック、ブルーの3色が用意され、いずれも価格は9900円(税込)となっている。
「第2世代キャンパー」は、1988年ごろに"オリジナル・キャンパー"の後継機としてクォーツムーブメントを搭載し登場、2017年に廃番となるまで"チビミリ"の愛称で親しまれ人気を博したモデル。
本モデルは、ケースサイズ36mmの"オリジナル・キャンパー"に対し、34mmとひと回り小ぶりなケースサイズに仕立てられている。セパレート型のナイロンベルトや耐衝撃性に優れるレジンケースに、シンプルなバー形状の時分針などが採用されるなど、「第2世代キャンパー」ならではのマットな質感と柔らかなフォルムといった特徴が忠実に再現されている。ミリタリーらしさを抑えながらもオリジナルが持つ無骨さを残しているのが特徴といえる。ムーブメントはクォーツ式を採用しており、防水性能は、3気圧まで耐える防水性能を備える。

ちなみにキャンパーの原型は、ベトナム戦争時に米軍の要請で開発された"ディスポーザブル(使い捨て)ウォッチ"にある。正確な時刻の把握が生死を左右する戦場において、時計に精度や堅牢性が求められるのはいうまでもない。そのため故障した時計を戦場で修理することは現実的ではない。そこで、「頑丈かつ実用的な部品を用いて使い捨てられる時計を作ればよい」という、いかにもアメリカらしい合理的な考え方の下で開発されたのが、この"ディスポーザブルウォッチ"だった。配備を前にベトナム戦争が終結したため、実戦で使用されることはなかったといわれている。

戦争終結後の1980年代初頭、この"ディスポーザブルウォッチ"を基に商品化したのが手巻き式の「初代キャンパー」で、そのムーブメントをクォーツ化するとともに、日常のライフスタイルに馴染みやすいようデザインをブラッシュアップして1988年頃に登場したのが「第2世代キャンパー」だった。

そんな「第2世代キャンパー」は、さまざまなカラーバリエーションが作られ人気を博していたが、中でも2012年に登場したブルーのモデル、通称"青キャン"は、少数生産で販売数が少なく、買えない人が続出したことから"幻の青キャン"などと呼ばれていたほど。今回の復刻では、1988年頃に登場した定番のオリーブ、1990年初頭に誕生したブラックとともに、"幻の青キャン"も加えられ、"キャンパー好き"にもうれしいラインナップとなっている。



タイムレスな魅力、あらゆるシーンに馴染む"チビミリ"ブラックフェイス待望の復刻
34mmというケースサイズ、そして丸みを帯びたベゼルが相まって、一見愛らしいルックスが特徴のミリタリーをルーツに持つ「第2世代キャンパー」は、トレンドの小型化を反映した腕時計だ。今回復刻された「Camper 34mm」は、2024年のクリームカラー文字盤に続き、文字盤をブラックにアップデート。タイムレスなデザインとあわせてミリタリーウォッチをよりカジュアルな感覚で楽しむことができるモデルとなっている。コンパクトサイズの腕時計は、性別を問わず、日々の装いにさりげないアクセントを添えるファッションアイテムとして活躍するはずだ。スマートフォンで時間を確認することが一般的になった現代において、着けていることを意識させない小ぶりなモデルは貴重な存在といえるだろう。
●発売日:11月14日
●価格:9900円(税込)
●TIMEX:「Camper 34mm」製品紹介サイト
※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります
