[山善]倒れてもお湯が漏れづらい電気ケトル発売!小さなお子さんの火傷のリスクを軽減、安心して使える

山善は、電気ケトルの新製品として、同社初となる注ぎ口の閉じ忘れを防止する「給湯レバー」を搭載したモデル「湯こぼれ防止温調電気ケトル(YKU-SC1210J「湯こぼれ防止電気ケトル(YKU-S1210J)」の2モデルを発売した。いずれの製品も、本体の蓋の裏面、内蓋にシリコンパッキンを取り付けて、注ぎ口までの流路を塞ぐことで、お湯漏れを防止している。また、蒸気を、蓋内部の空間を通して注ぎ口から逃がす構造を採り入れたことにより、蒸気口からのお湯漏れも防いでくれる。

湯こぼれ防止温調電気ケトル(YKU-SC1210J
湯こぼれ防止電気ケトル(YKU-S1210J)

さらに、同社において初となる「給湯レバー」を搭載した今回のモデルでは、この「給湯レバー」を押し下げている間のみ、給湯できる仕組みになっているのが特徴で、押し下げたレバーを離すと、自動的に注ぎ口が閉まる仕組みになっている。そのため、お湯を注いだ後の閉じ忘れを防止することができることから、小さなお子さんがいる家庭においても、安心して使用することができる。その他、1時間の保温をしてくれる"保温機能"や、自動で電源をOFFにしてくれる"オートオフ機能"メモリー機能や空焚き防止機能も備える。

「給湯レバー」のレバー自体は、取っ手側に取り付けることによって、注ぎ口の開閉を片手で操作することが可能となり、手軽にお湯を注ぐことができる仕様にするなど、ユーザーに優しい作りになっているの点も見逃せない。この片手での操作を可能にした"片手ワンタッチ"仕様にしたことにより、格段に利便性が向上している。

今回発売しる2モデルのうち、「湯こぼれ防止温調電気ケトル」は、50度から100度の間で、5度単位で温度調整ができる機能を備えたモデル。無駄な温め過ぎを防ぐことができることから、省エネに貢献してくれるモデルとなっている。ちなみに、50度のお湯を使用したい場合、50度に設定して湯沸かしをおこなった場合と、一旦100度で湯沸かしをおこなった後、50度まで冷ますよりも、電力量を約67%も削減できるなのだとか(同社調べ)。

本体サイズは、「湯こぼれ防止温調電気ケトル」が、幅230mm、奥行200mm、高さ195mm、重さは、1.1㎏。一方「湯こぼれ防止電気ケトル」は、幅230mm、奥行160mm、高さ185mm、重さは、890g。いずれのモデルも、本体カラーは、ホワイトとブラックの2色を用意している。

https://youtu.be/uKjuPphokas

編集部員のひとり言

電気ケトルは、水をセットして電源を入れれば、わずかな時間でお湯が沸くとしてとても人気の製品だ。その利便性から、欲しいと思ってネットでいろいろと探してみるものの、数が多すぎて正直どれを購入するのが正解なのかよくわからない。そこで、セレクトする基準になるのが、転倒流水試験条件を満たしているか、あるいは満たしていないかなのだ。安価に購入できるモデルを通信販売などで見かけることがあるが、そのモデルが転倒流水試験をクリアしているモデルかどうか、よく調べてから購入しないと、何かあった時に取り返しのつかないことになりかねない。そういう意味において、今回新たに発売した山善の製品は、湯こぼれ防止のための機能や構造がしっかりと盛り込まれていることから、安心して購入できそうだ。

●発売日:12月上旬                                              ●実売価格(税込):「湯こぼれ防止温調電気ケトル」=6980円程度、「湯こぼれ防止電気ケトル」=3480円程度     ●山善(公式サイト):「湯こぼれ防止温調電気ケトル」、「湯こぼれ防止電気ケトル」

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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