[ZERO ZERO ROBOTICS]超軽量99gでドローン免許不要 AI飛行カメラの日本限定モデル登場!

ZERO ZERO ROBOTICSは、AI飛行カメラ「HOVERAir X1 Smart(ホバーエアー エックスワン スマート)」の先行予約販売を応援購入サイトMakuakeで開始している(4月20日まで)。

「HOVERAir X1」は2023年に発売を開始し、ニューヨーク・タイムズ紙の「The Best of CES 2024」に選ばれ、現在世界中の10万人以上のユーザーに愛用されているAI飛行カメラ。

その「HOVERAir X1」を日本市場向けに99gに軽量化した限定モデルが「HOVERAir X1 Smart」で、航空法上求められる許可・承認が必要なく(100g以下のため)、ドローンの免許も不要で気軽に楽しめるのが特徴。軽量のため持ち運びやすく、ポケットやバッグに簡単に収まるのも、使う際のハードルを下げていると言っていいだろう。

本体とバッテリー、本体のカラーは、ブラックとホワイトの2色を用意している

コンパクトサイズながら性能は折り紙付きで、リモコン不要でワンクリックで手のひらからわずか3秒で離着陸するというから驚きだ。

ワンクリックで手のひらからわずか3秒で離着陸する
離着陸のイメージ

さらにAIの搭載により、あらかじめプログラムされている5種類以上の飛行モードを使って、さまざまなアングルから写真や動画を撮影することが可能だ。主な飛行モードは、高度を維持し空中で静止しながら、撮影者の動きに合わせてゆっくり回転する「ホバリング」、撮影者のアップからゆっくりとズームアウト、徐々に周りの景色が映り込んでいき、圧倒的臨場感とスケール感を演出する「ズームアウト」、撮影者の背後を追いかけるように追随し、アクションムービーのような迫力ある映像を実現する「フォロー」、撮影者を中心に360度円を描くように撮影、存在感を引き立て、ストーリーのあるショットを簡単に撮ることができる「オービット」、真上からのアングルで、撮影者や環境の空間感を一層際立たせ、アート性のある映像の撮影が可能な「俯瞰撮影」など。これらは本体や本体と連携するスマートフォンのアプリから設定することができる。

5種類状の飛行モードを使って、さまざまなアングルから撮影可能
飛行モードは、連携したスマートフォンから設定が行える

画質は「2.7k/30fps」、「1080p/60fps」、「1080P HDR」の高画質に対応。スケボーやサイクリングなどスピード感溢れる動きも、スムーズかつクリアな映像で撮影できるのはうれしい。

また、GPSに頼ることなく、センチメートル単位の精度で正確なVIO(Visual Inertial Odometry)測位を実現しているのも心強い。Qualcomm(クアルコム)チップとAI顔認識、VIO技術、ToFレーザー高度計測システムを搭載することで、ハイクオリティな撮影や誤差、わずか数センチレベルの高精度な位置情報を実現することで、性能を最大限強化している。どこに移動しても、クリエイティブな追跡映像や画像を即座に撮ることができる。

手ブレ補正も高度で、ジンバル、電子式手ブレ補正、水平補正を組み合わせたシステムを搭載することで、ブレのない圧倒的に滑らかな動画を撮影することを可能にしている。風速、5.5~7.9m/s程度の風にも耐えられ、抜群の安定性能で最高の一瞬を鮮明に記録できる。

軽量化されると気になるのは、飛行の安定性。しかし本製品はコインを立てても倒さずに飛行できてしまうほどの安定性を誇る。また、柔らかい素材かつ柔軟なプロペラケージにより、高い弾力性と耐久性を備え、衝撃にもしっかりと耐えられるため、うっかり落としてしまっても大丈夫なのも、大きなポイントだ。

バッテリーの容量は、690mAhで、最大10分間の連続使用が可能なうえ、 約20本の動画を撮影することができる。さらにバッテリー内蔵の急速充電器を使用するれば、コンセントをつかわずにバッテリーを約2.5回充電可能。アウトドアでの充電がより簡単で手軽に行える。また「オールインワンセット」と組み合わせることで最大55分間の使用を実現しており、バッテリー切れの心配をすることなく、快適な飛行撮影が楽しめる。

https://youtu.be/A24Vxa7xBvY

本製品は4つのセットでの展開で、「基本セット」は本体(AI飛行カメラ+バッテリー)、予備プロペラ、Type-Cケーブル、収納バッグ。「標準セット」は本体(AI飛行カメラ+バッテリー)、バックアップバッテリー、予備プロペラ、Type-Cケーブル、収納バッグ。「プレミアムセット」は本体(AI飛行カメラ+バッテリー)、バックアップバッテリー、充電ハブ、充電アダプター、予備プロペラ、Type-Cケーブル、収納バッグ。「オールインワンセット」は本体(AI飛行カメラ+バッテリー)、バックアップバッテリー、充電ハブ、充電アダプター、予備プロペラ、Type-Cケーブル、収納バッグ。

本体カラーは「BLACK」と「WHITE」の2色を用意。本体最大離陸重量は99g(バッテリー含む)で、本体サイズは縦111mm、横142mm、高さ27mmとなっている。

プロが高価な機材を使わないと撮れないような映像が、素人でも安価で手軽に撮れる時代がついに来たか!という印象を持った本製品。あまりに軽量のため、屋外で風が強いときには向かない懸念はあるが、工夫次第でプロ顔負けの映像が撮れるのは楽しみでしかないだろう。

●先行販売価格(税込):5万9980~11万9880円                                 ●ZEROZERO ROBOTICS:HOVERAir X1Smart                                 ●マクアケ:プロジェクトページ(プロジェクト期間は、4月20日まで)

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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