「象印マホービン」4つのIHヒーターで米が舞うっ!ごはんの甘み成分を引き出してくれる炊飯器

象印マホービンは、圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き」シリーズの最新モデルとして「炎舞炊き NW-UT07」を発売する。本製品は、コンパクトながら4合まで炊飯できるモデルとなっている。

同社は、独自に行った調査で「3合炊きだと少ないけど、5.5合炊きは大きすぎる」しかし「5.5合炊きだと大きすぎて置き場所に困る」というユーザーの意見に着目し、3合炊きとほぼ変わらないサイズの、4合炊きモデルの販売にいたっている。

本製品は、コンパクトなモデルながら、かまどで炊き上げているかのような炎の揺らぎを再現した「炎舞炊き」モデルで、4つの底IHヒーターを搭載。このIHヒーターを4ブロックに分けて対角線上にある2つのヒーターを同時に加熱することで、激しい対流を生じさせている。これにより、米一粒一粒に高温の熱を伝えられるため、これまで以上にふっくらとしたごはんと、ごはんの甘み成分を引き出せるようにしている。

4つの底IHヒーターを搭載
対角線上にある2つのヒーターを同時に加熱
激しい対流が生じ高音の熱を米に伝えられる

また、ふっくらとしたごはんに仕上げるために大火力を実現する「大火力ユニット」を搭載。「大火力ユニット」は、蓋の内側に小さな穴を設けることで米を炊く際に出るデンプンの泡をつぶし、デンプン泡と蒸気、そしておねばに分離させることでふきこぼれを抑制できる構造のこと。この構造によりふきこぼれを気にすることなく大火力で炊飯ができるため、芯までふっくたしたごはんを炊き上げることが可能となっている。

大火力ユニットなし
大火力ユニットあり

内釜には、IHと相性がよく蓄熱性と発熱効率が高い"鉄"を、熱伝導率の高い"アルミ"と、耐久性に優れた"ステンレス"で挟み込んだ「豪炎かまど釜」を使用。内釜のふち部分を厚くすることで熱が外に逃げるのを抑える構造にしている。

炊飯メニューにも工夫が施されており、81通りの炊き方から家庭ごとの好みの食感に応えてくれる「わが家炊き」メニューを搭載。これは、前回食べたごはんの固さや粘りの感想を炊飯ジャーに入力(回答)するだけで、炊飯ジャーがその感想(回答)を元に炊き方を自動調整するもの。これによって、好みの食感に進化させることができる。

さらに、7通りもの圧力調整ができる「炊き分け圧力」機能も搭載。圧力の強さと圧力をかける時間を調整できるため、しゃっきりとしたごはんから、もちもちっとしたごはんまで簡単に炊き分けることが可能。

そのほか、解凍時を想定して炊き立てごはんの味わいが楽しめる「冷凍ごはんメニュー」や雑穀米をよりおいしく、食べやすくする「雑穀米炊き分け3コース(しゃっきり・ふつう・もちもち)」、急ぎの時でも1合を約30分で炊き上げれくれる「白米急速」メニューも搭載している。

本体サイズは、(約)幅23㎝、奥行き30.5㎝、高さ20.5㎝、重さは、約6㎏。炊飯容量は、0.5~4合。炊飯時の消費電力は、1140W。本体カラーは、濃墨と絹白の2色となっている。

本製品に搭載される「わが家炊き」メニューがとても気になる。食べた後にごはんの固さや粘りの感想を回答するだけで、次回の炊飯時に炊き方を微調整して好みの食感に進化させることができるというものなのだが、どの程度進化するのだろうか。そうのうち、炊飯器に音声で体調を伝えるだけで、ごはんの固さを自動でセレクトしてくれるモデルも登場するのかもしれない。

●実売価格(税込):12万1000円程度                                      ●象印マホービン:圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き」シリーズ「炎舞炊き NW-UT07」

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

  • URLをコピーしました!
目次