〈レビュー〉ポータブル冷蔵庫を使ってみた! クルマに積んで出かけてみたら、便利に使えるモデルだった これはいいぞっ

今回のレビュー記事では、ポータブル冷蔵庫を取り上げたいと思います。モノは、「BougeRV CR Lite ポータブル冷蔵庫」で、先月、新製品情報としても掲載している製品。我が家では、温かくなると自転車をクルマに積んで、あちらこちらと走りに行くことが多くなり、そのたびに、水分や補給食を保冷バッグに積んで出かけています。この保冷バック、暑くなるこの時期に車内に置きっぱなしにしておくと、日に当たらない場所でも、車内に置いている時間が長くなると、冷えた状態を維持することが難しくなります。そこで、以前からポータブル冷蔵庫の導入を考えていたのですが、モノが大きすぎて我が家のクルマには、積むスペースが確保できないという理由から導入を見送ってきました。そんな時に、BougeRVからコンパクトタイプの冷蔵庫が発売され、今回試すことになりました。BougeRVのポータブル冷蔵庫は、9Lタイプのモノと15Lタイプのモノが用意されており、求めていたサイズに近いサイズのモノがあったことから、実際に使ってみることになりました。さて、その使い心地はどうだったのか!ポータブル冷蔵庫の導入を考えられている方、興味にある方、どうぞ最後までお読みください。それでは、本編をどうぞ!

目次

BougeRVについて

まずは、今回製品を試すことになった、BougeRV(ボージアールブイ)についてお伝えしよう。BougeRVは、2017年に中国で創業した蓄電池などを開発する企業で、日本では、2022年6月にBougeRV Japanとしてソーラーパネルやポータブル冷蔵庫、ポータブル電源、ポータブルエアコンおよび関連するアクセサリー部品などの販売を手掛けている。

今回試すことになった「BougeRV CR Lite ポータブル冷蔵庫」について

今回試すことになった「BougeRV CR Lite ポータブル冷蔵庫」は、20℃から−20℃の範囲で温度調整が可能なコンプレッサー式のポータブル冷蔵庫で、25℃から−20℃までの降温にかかる時間は、わずか40分という急速冷凍機能を備えているのが特徴のモデルだ。電源を入れれば、すぐに庫内が冷え始めるので、新鮮な食品も、新鮮さを保つことができるだけでなく、飲み物なども早く、それもキンキンに冷やして楽しむことができる。用意されているサイズは2モデルで、9Lタイプのものと15Lタイプの2種類。9Lモデルなら、500mlサイズのペットボトルを最大で11本、330ml缶なら12本収納可能。また15Lモデルなら、500mlサイズのペットボトルを最大で18本、330mlサイズの缶なら20本、750mlのワインボトルも7本収納できるなど、コンパクトなサイズながらたっぷり収納することができる。

9Lモデル
15Lモデル

使用シーンに合わせた電源の接続が可能で、自宅でプライベート冷蔵庫として使用する場合は、家庭用コンセントを使用し、クルマでの使用の場合は、車載電源(シガーソケット)に接続して使用する。車載電源も付属しているから、クルマでの使用も安心。なお、付属する車載用電源は、一般車用の12V、トラックなどの24Vの両方に対応する。定格出力は、9Lモデルで45W、15Lモデルでも60Wなので、ポータブル電源があれば、出力が大きいモノでなくても十分に使用することができ、アウトドアに持ち出しても、便利に使える。

本体の重さは、9Lモデルで約6.4㎏、15Lモデルでも約8.3kgと軽量なうえ、サイズもコンパクトだから持ち運びもラクに行える。ちなみに、本体には、ベルトを通す穴が4か所に設置されているので、別途ベルトを用意すれば、肩にかけて持ち運ぶこともできる。

実際に使ってみた

さて、製品の説明が一通り終わったところで、実際に使用してみた際の感想をお伝えしていこう。

実は、私、キャンプなどのアウトドア経験がほとんどない。若かりし頃、北海道に行った際、かつかつの旅費で北海道を一周するため、やむなくキャンプ場を利用し、寝泊りをしたことはあったが、好んで屋外に宿泊することは、これまでやったことがない。ただ、ここ数年、コロナ過にキャンプブームが到来したこともあり、コロナ過を経た今更ながら、興味を持ち始めているといった状況だ。興味を持ち始めた理由は、キャンプグッズがより便利になってきていると感じているためで、今回レビューで使用したポータブル冷蔵庫も、まさしくそんなアイテムの一つだと思っている。

今回、キャンプで使用してみたのではなく、ポータブル冷蔵庫をクルマに積んで出かけてみたら、どんな感じで使えるのかということを知りたくて、試しに使うことにしてみた。シチュエーションは、趣味の自転車を車に積載し、空いたスペースに本製品を積むというものだ。

趣味でロードバイクに乗るのだが、小心者の私は、都内で自転車に乗るのが怖く、広々とした郊外に車で持ちだして楽しむという、少々変わった方法で、ロードバイクに乗っている。そのため、クルマの中にロードバイクを積載するケースが多く、私と妻のロードバイクを載せてしまうと、そのほかの荷物は、かなり詰め込んだ状態になってしまうことがよくある。それでも、毎度、なんとか荷物を積み込み目的地までクルマを走らせるのだが、今回、そこにポータブルクーラーも積むというミッションをあえて行ってみることにしたのだ。

保冷バックの代わりにポータブルクーラーを使用する

いつも通りに、ロードバイクを車に積みこみ、一通り荷物積み終えたところで、本製品の登場だ。一応、前もってイメージしていた場所に載せてみると、思いのほかすんなり載せることができた。当初、自転車に当たってしまったり、トランクが閉まらないなどを想定していたのだが、すんなりと積み込むことができたことに、妙に拍子抜けしてしまった。とはいえ、幅46cm、奥行き32.8cm、高さ26.1cmであることを考えると、無理することなく積み込むことができたこともうなづける。

実際、ロードバイクを2台積み込んだのちに、ポータブル冷蔵庫を載せてみたが、想像していた以上にすんなり載せることができた

クルマに載せて使用する場合、クルマ用の電源(シガーソケット)を使用して電気を供給してもらうので、クルマのシガーソケットにポータブル冷蔵庫の電源を接続する必要がある。接続を済ませたら、車のエンジンをONにすることで、本製品に電気が供給され電源を入れることができる。早速、電源を入れると、炎天下の暑い日だというのに、冷蔵庫の庫内は、少しひんやりとし始めていた。これは期待できそうだと思いながら、目的地に向かうことに。

シガーソケットに電源を繋ぐ
電源コネクタを本体に繋げば準備は完了

設定温度は、−1℃に設定

ポータブル冷蔵庫の設定温度を−1℃にセットしたら、目的地に向けてクルマを走らせる。目的地までは、約1時間半ほどのドライブなのだが、クルマの走行音やラジオの音声も交じって、ポータブルクーラーの作動音は、まったく気にならなかった。むしろ、作動しているのか?と思うほど、静かなので、逆に不安にもなったが、とりあえず、目的地までは冷蔵庫に触れずにいた。

電源を入れると、画面には庫内温度が表示される
温度を設定すると、3秒後の運転が開始される」

予定通り、1時間半ほどで目的地に得着し、クルマを駐車場に止めたら、早速冷蔵庫を確認してみることに。すると、当たり前だが入れていた水は、キンキンに冷えていた。移動中のクルマの中では、ポータブル冷蔵庫の作動音がほとんどしないため、作動していないんじゃないかと少し不安にも思ったが、どうやら、そんな考えは余計だったらしい。これまでは、保冷バックに保冷剤を何個もセットして車に持ち込んでいたので、車内の温度が上昇するにつれて、飲み物の冷えが弱くなることもあったのだが、今回使っているのはポータブル冷蔵庫。当たり前だが、冷た状態を保ってくれるモノだ。自宅の冷蔵庫で感動したことはないのに、屋外で、それも車で飲み物や食べ物を冷やすことができると、不思議とうれしくなってしまった。いつもの水が、いつも以上においしく感じたの気のせいなのか?

なお、本製品にはメモリー機能が搭載されているので、前回設定した温度を記憶することができる。電源ボタンを押してからボタンを押さない状態が3秒以上続くと設定が完了し、次回使用する時は、前回設定した温度で運転が開始されるから、改めて、設定しなおす必要がないのはラクで便利だ。

車を離れるときの電源は?

目的地に到着し、冷蔵庫の水が冷えていることに喜んでいるのもつかの間、クルマのエンジンを切ってしまうと、ポータブル冷蔵庫には電源となるバッテリーを搭載していないので、冷えた状態を維持することができなくなってしまう。そこで、登場するのが、ポータブル電源だ。一般的なポータブル電源は、容量も大きいがモノも大きくなる傾向が強い。そのため、容量の大きなポータブル電源は、我が家のクルマには積むことができない。そこで用意したのが、コンパクトなポータブル電源になる。そもそも、試用しているポータブル冷蔵庫には、電源となるバッテリーを搭載していないので、なにかしら電源になるものを用意する必要があったのだが、たまたま同じBougeRVの製品でポータブル電源を持ち合わせていたので、使ってみることにした。

240Whの大容量と150WのAC出力が可能なポータブル電源
実際にポータブル電源で作動させてみ

使ってみたのは「BougeRV JuiceGo」になる。以前、このサイトでも情報として取り上げているので、気になる方は確認してほしい。このポータブル電源、モノは、ノートパソコン程のサイズながら容量は240Wh、AC出力が最大150Wに対応しているので、消費電力が45Wのポータブル冷蔵庫なら問題なく稼働させることができるのだ。

ということで、クルマから離れる数時間は、このポータブル電源に任せてみることにした。

ポータブル電源がいい仕事をしてくれた

数時間後、クルマに戻ってくると、すかさず冷蔵庫の電源を確認。心配はしていなかったが、しっかりと動いていたことにホッとした。ポータブル電源の使用量は、3割程度で、まだ70%も残量が残っていた。3時間程度、クルマから離れてポータブル電源に任せておいたのだが、思いのほか電力は消費していないようだった。肝心の冷蔵庫は、庫内温度を−1℃に設定していたのだが、暑い車内に3時間も置きっぱなしだったためか、戻ってきたときには庫内温度が3℃になっていた。しかし庫内の水はキンキンに冷えており、冷えた水を取り出し一気に飲み干すと、自転車を再び車に載せて帰路についた。ちなみに、バッテリーには、熱に強く、充放電の繰り返し回数が3500回以上と、高い耐久性のあるリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを使用しているので、暑い車内に置きっぱなしでも、発火のリスクを抑えられるから、安心してクルマをはなれることができたことを付け加えておこう。

暑い車内に3時間ほどポータブル電源で稼働させていたが
庫内の温度は3℃に保たれていた
キンキンに冷えた水を飲むことができた
疲れた体にはこれが一番

クルマでの移動中にポータブル電源を充電

ポータブル電源の残量は、まだ70%も残っていたので、充電の必要はないと思いながらも、せっかくなので、クルマのシガーソケットに接続して充電することにした。我が家のクルマには、シガーソケットが運転席近くと後席近く、そして荷室にそれぞれ設置されているため、冷蔵庫の電源とは別の場所に接続をして、ポータブル電源の充電にあてた。車種によっては、シガーソケットが1口しかない場合もあるので、そのような場合は、増設できるアフター製品を使うことで対応できるはずだ。

キャンプなど、電源の確保ができない時でも、ポータブル電源さえ持っていれば、ポータブル冷蔵庫を稼働させられることを考えると、自宅でしっかりと充電しておくか、クルマでの移動中に充電しておくと便利に使えそうだ。、

クルマ以外での使用

クルマでの使用は、便利に使えることがわかったが、いざ自宅に戻ると、コンパクトとはいえ、置き場所に困るサイズではある。どうしよかと考えた結果、作業部屋に置いて使用することにしてみた。自宅で作業をするケースが多い私にとっては、2階の作業部屋から、1階部分に据え置きされた冷蔵庫までの距離が、妙に遠く感じることがある。わずかな距離なのだが、階段の上り下りすら面倒に感じることもしばしば。そこで、思いついたのが、作業部屋に置いてみるということだった。自宅で作業することが決まっている時は、前日の夜に、水分やら食べ物やらをセットしておき、いざ作業を開始して、のどが渇けば、冷蔵庫から取り出し、小腹が空けば、食べ物を取り出しむしゃむしゃと、などなど、とても便利に使えた。結果的にその日は、作業部屋とトイレを往復する程度で、1階部分には、晩御飯を食べるために降りただけとなった。集中して作業をしたい場合には、最高の相棒になりそうだが、一方で、なんとも自堕落な生活になってしまう恐れも感じた。便利すぎるゆえに、人をダメにしてしまうかもしれない。

実際に使ってみて気になるところも…

しばらく使ってみて、1点だけ気になる点があったので、お伝えしたいと思う。

自宅で使用する際、冷やすことを急ぐあまり、−1℃以下に設定すると、庫内の上部に霜が付くケースが見受けられた。ただ、手で取れる範囲だし、電源をオフにすれば、自然と溶けてしまうので、さほど問題ではないが、自宅でそれも電源を入れっぱなしの状態が続く場合は、、少し気にかけた方がよいかもしれない。

とはいえ、トータルでは、とても使い勝手がよく、操作も迷うことなく使えた。なにより、電源を入れてからわずか40分で庫内に入れたものを冷やすことができるので、暑い日には重宝しそうだ。特に、飲み物を冷やしておけば、自宅のベランダでおつまみを片手にお酒を嗜んでみたり、屋外に持ち出せば、ポータブル電源を使って、ちょっとしたキャンプも十分楽しめそうだ。2人以上の場合は、15Lモデルも用意されているから、飲み物以外に食材なども入れておけば、いつものキャンプもより一層楽しいものになりそうだ。

まとめ

今回、初めてポータブル冷蔵庫を使用してみたが、これまで保冷バッグしか使ったことがない私にとっては、とても便利に使えるアイテムで好印象の製品だった。特に、暑い夏など、クルマに持ち運んで一緒に出掛ければ、わざわざ飲み物を購入するためにサービスエリアやコンビニに立ち寄る必要もなく、人ごみの中、レジ待ちをする必要もない。また、自宅での使用においては、作動音が静かなので自室で使用しても、全く音がしないというわけではないが、気になるレベルの音ではなかった。、むしろ、据え置き用の冷蔵庫の作動音の方が大きいかもしれない。

また、本体が軽いというのもオススメできるポイントだ。電源を装備していないことが幸いしているのか、とにかくちょっとしたクーラーボックス並みの軽さなので、持ち運びがラクなのが良かった。クーラーボックスのように、水や氷を入れて飲み物を冷やすといった使い方ではなく、冷蔵機能を搭載しているため、スマートにそして素早く冷やすことができる。同程度サイズのクーラーボックスと比べると、庫内の広さには差があるものの、氷で量を取られない分、結果的には、同じ程度の量を持ち運びできるように感じた。そう考えると、ほんの少しクーラーボックスより値段は高くなるが、使い勝手などを考えると、断然お得だと感じた。

いずれにしても、今後我が家で出かける際はポータブル冷蔵庫を車に積んで外出したいと思えるほど、使い勝手の良い製品だったことは間違いない。

以上で今回のレビュー記事を終わりにいたします。いかがだったでしょうか。今回レビューした製品が気になる方は、公式サイトで確認することができますので、よかったらどうぞ!

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