「JVCケンウッド」シリーズ最小!一体型ウッドコーンオーディオは、美しい響きと豊かに広がる高品位なサウンドが魅力

スピーカーとアンプ、チューナーが一体化した「EXーDM10」は、フルレンジのウッドコーンスピーカーとして最小サイズ、新開発の6cmフルレンジ「ウッドコーンスピーカー」を搭載。高音質・低遅延なaptX HD/LLに対応するBluetooth、FM/AMチューナー、USBメモリー再生の機能を備える。一体型ウッドコーンオーディオのシリーズ最小となる幅34cmのコンパクトサイズながら、自然で美しい響きと豊かで広がりのある音楽空間を表現する。

目次

幅34cmながら、Bluetooth・ラジオ・USBを高品位なサウンドで楽しめる。

Bluetooth・ラジオ・USBを高品位なサウンドで楽しめる「EXーDM10」は、Bluetoothのコーデックでは高品位な伝送を可能とするaptX HD、遅延が少ないaptX LLにも対応。FM/AMチューナーはワイドFMにも対応しているのでラジオを楽しめる。接続したUSBメモリーにラジオの録音ができるのもうれしいところ。ハイレゾ音源の再生にも対応し、USBメモリー内のFLAC/WAVファイル(最大192kHz/24bit)やMP3/WMAなどの収録音源の再生も可能だ。前面にはUSB端子とヘッドホン端子が配置されている。アンプの最大出力も10W+10Wで、サイズ的には十分なところ。音声入力端子もアナログ(RCA)×1、光デジタル(OPTICAL)×1と外部からの接続にも対応する。サイズも幅34センチで奥行き19センチとコンパクトに収まっている。

前面の操作パネルにはヘッドホン端子、USB端子も備える
音質向上のための、こだわりの銅メッキネジ

木が奏でる美しい響き、新開発6cmフルレンジ「ウッドコーンスピーカー」

新開発した、6cmフルレンジ「ウッドコーンスピーカー」は、振動板には従来のカバ材を、センターキャップには新たにチェリー材を採用する。結果として、音の明瞭度と艶やかでクリアな中高域再生を向上させながら、小口径ながら定位感の良さとキレのある表現力と広い空間表現を実現した。

ウッドブロックとこだわりの高音質化技術により広い音場空間を実現

ユニット磁気回路の後部に、躍動感あふれる低域再生を実現するウッドブロックを装着し、位置の最適化によりダクトから生じる不要な高域成分を制御しながら、磁気回路やボイスコイルの設計もあわせ、重心の低い低域再生と美しい響きを奏でる。筐体には、高剛性で均一な音響特性を持つMDF材を使用しキャビネット剛性を高める。エンクロージャー内部にも、「EXーD6」で採用している反射板と補強桟を最適に配置し、音場が狭まりがちな小型一体型システムにありがちなデメリットを払拭している。ボトムシャーシ固定部やリアパネルには、種類の異なる銅メッキネジを採用するこだわりようだ。

高剛性で均一な音響特性を持つMDF材に反射板を配置する(左) ウッドコーンスピーカー後部にはウッドブロックが装着される(右)

ナチュラルウッドカラーで、明るい木目調のフラット&ローデザイン

兄貴分「EXーD6」で好評を得た、木目調のフラット&ローデザインを「EXーDM10」も引き継いでいる。ナチュラルウッドの明るい木目調のデザインで、インテリアになじみやすいトーンに仕上げられているのも好感触ポイントだ。もちろん、Victorブランド「犬のロゴマーク」も、天板にプリントされている。

今どきのミニマムコンポーネントシステム「EXーDM10」

コンパクトシステムとは思えないほど充実した内容。聴き馴染みもよく、さまざまな空間にフィットする本機は、ラジオをよく聴く人、デバイスからの音源を再生するスピーカーを探している人なら期待に応えてくれる1台になること請け合いだ。「EX−DM10」は、今どきのBluetoothミニマムコンポーネントシステムなのである。

●参考価格(税込):4万9830円
●JVCケンウッド:EXーDM10製品紹介ページ

※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更される場合があります。

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